何かを始めようとする時に、スタートに時間がかかる人、かからない人、そしてスタート出来ない人がいます。
それらの違いを生む要因の一つがこれ。
完璧主義。
全てを完璧にマスターし、考えに考えを重ね、何が起きてからも万全に対処できるようになってからスタートを切る。
その心がけは素晴らしいです。
しかし、その完璧主義がスタートを切るための心の壁になっている事もたくさんあるのです。
かくいう私もその一人でした。
私はあーだこーだと思慮を巡らせるあまり、実行がいつも遅くなっていました。
そんな折り、私はビジネスのメンターにこんな言葉を頂いたのです。
熟考は実行の敵である
と。
そうなんです、いくら考えを巡らせて見ても結局は行動し、結果を得て、検証し、そしてまた次のプランにつなげていく。
それしか無いんです。
いきなりパーフェクトだなんて、そんなの失敗を恐れる心理が生んだ虫のいい話じゃないですか。
だから、どうしたら良いかというと、まずはプランを練る期間を決める事です。
そしてその期間の中で出来たプランを信じる事。
そしてあとは実行あるのみなんです。
それに熟考するあまり、うーんうーんとうなって考えてもあまりいいアイディアは出て来ませんよね。
いい意味で適当くらいが最初のプランとしてはちょうど良いのかなと思います（いい意味でですよ）。
後々にブラッシュアップしていくたたき台なのですから、そんなに力を入れ過ぎなくても良いのです。
時間を決め、その時間内で考えた自分のプランを信頼し、あとは実行する。
この時間設定と、その時間内での自分の考えを信じる事が完璧主義から脱出するポイントです。
最初から万全に備えた完璧を求めていませんか？
その完璧さは本当に必要ですか？
熟考しすぎて、逆に自分を縛っていませんか？
完璧主義も、あなたを縛る心の鎖です。
心の鎖に気付き、それを解く事も自分のやりたい事を見つけるためには必要です。
完璧主義は、自分の心を縛るほんの一例の一つにすぎません。
自分を縛る心の鎖の正体、知りたくありませんか？
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やりたい事を見つける専門家
「自分学」主席講師 黒瀧