来年、私の娘が幼稚園に入園するんですよ。
その関係で何やら子供に対する調査書なるものをその幼稚園に提出する必用があるらしく、妻が記入していました。
そして数十分後、私のところに来て真顔でこう言うのです。
「どうしよう。長所と短所を書く欄があるんだけど、長所しか思いつかないんだけど…」
泣いたね、俺は。
親なんてきっとそれでいいんだ。
我が家のモットーは「食う・寝る・遊ぶ」を気持ち良く共有すること。
そうした原始的なところを気持ちよく共有できるのが家族なんだと私は思います。
人が気持ちよく社会生活を営むためにもっと学ぶべき事もあるけれど、そんなの子供は勝手に外でどんどん学んでくる。
思い返すとさ、自分だって親から教えられて本当に身になっているのは一個か、多くて二個だと思うしね。
それよりも子供の長所をひたすら見つけて、それが抑圧されないようにそっとケアしていくのがいいのかなと思う。
そしてそれは、子育てに限らず、「自分育て」にも当てはまると思う。
自分自身を育てる役目を親から自分にバトンタッチしてこそ自立の第一歩だよね(^^)
と、そんな事を妻の悩みを聞いて思った黒瀧でした。