台湾出張で学んだ事シリーズが続いております。
そして今回も英語について。
日本人ってとにかく「完璧な英語を、しかも流暢に!」信仰が強いと思います。
私ももちろんその中の一人で、ちゃんとした英語をペラペラと話せなければ仕事にならない!と思い込み、台湾出張に出る前にコツコツと練習をして出張の準備をしたものでした。
ところが、です。
もちろんそういう、キレイな英語が必要な場面もあります。
しかし、逆にそうしたキレイな英語じゃなく、カタコトの英語の方がいい場面もあるのだと学びました。
それは、
現場の兄ちゃん達と話をする時
です。
分かりやすいイメージで言うと、自動車メーカーのトヨタを思い浮かべて下さい。
技術の話とか、ラインの歩留まりの話とか、そういう技術者同士の会話はある程度キレイな英語が必要でしょう。
でも、実際に車の製造ラインで働いている現場の兄ちゃん達には、逆にキレイな英語ではコミュニケーション取りずらい面があるんです。
※別に黒瀧の英語がキレイとかそういう事じゃないですよ、念のため。
現場の兄ちゃん達は誰もが英語が堪能なわけではありません。
そういう人たちには「カタコト英語」プラス「とびきりのスマイル」。
これこそが完璧で流暢な英語にも勝るコミュニケーションの秘訣なのかな~と、実際の体験を通して学びました。
例えば現場の兄ちゃんの携帯の待ち受けが女の子だった場合。
オー!ユアガールフレン?
ベリーキュート!!!
ニカッ!!(親指立てながら最高の笑顔で)
これでまず仲良くなるね。マジで。
気のいい兄ちゃんばっかりだ。
黒瀧