正月も三が日が過ぎましたね。
みなさまはどうお過ごしでしたか?
私は実家の函館で、もうホントゆ~っくりと過ごす事ができました。
函館は車で10~20分も走ればすぐどこかの温泉に入れるくらい、温泉の多い街でしてね。
このお正月も2件ほど温泉に入り、リラックスして来ました(^▽^)
さて、今回はその温泉で得た気付きの話です。
家族と一緒に近場の温泉に行き、私はさっと体を流して意気揚揚とサウナに向かいました。
心境としてはですね、「いっちょ汗でも流して、今年もがんばろかい!」ってなもんですよ。
なんかこう、ワクワクしながらサウナに入って行ったんですよね。
ところが数分後、ある異様な事に気が付きました。
ふぅぅぅ~…
あぁぁ~…
おぁぁぁ~…
( ̄ー ̄; ん?
うぅぅ~…
おぉぁ~…
はぁぁぁ~…
室内にこだまするため息の嵐
いやいやいやいや、ちょっと待って下さいよ。
いや、わかります。わかりますよ。サウナですもんね。
そんな声が出るのもわかります。
でもちょっと、あまりにもため息が多すぎないでしょうか…。
確かにスポーツをしてて苦しい時も、そんな声が出たりもします。
でもそれと一線を画すのは爽やかじゃない事!全然さわやかな感じじゃない!
本当につらそう~なため息が室内に充満していました。
それはもう言うならば、ため息の競争、ため息の共鳴、ため息の呼応、いや、むしろ
ため息コミュニケーション
と言って過言ではない位ため息ファンタジーな空間でした。
いやー辛気臭い!なんて辛気臭いんだ!
しかしですね、現状を悲観しても何の意味もありません。
ここで少し見方を変え、私はため息コミュニケーションしている人達を観察してみる事にしたんです。
すると私は、ため息をついている人達にある大きな共通点を発見したのです。
それは…
下を向いてうつむいている事
これです。
いやーこれはすごいですよ!
まるでどこかで練習してきたかのような統一感でした。
みんな下を向き続けながら、あぁ~とかうぅ~とため息をついてるんですよね。
それにしても、せっかく元気になるためにサウナに入っているのに、
下を向き、
ため息をつきながら、
周りは灼熱地獄。
元気が出る要素が一つも無いじゃないですか。
そんなにつらいならサウナに入らなきゃいいのに…とさえ思ってしまいます。
そして次に、ため息が無い人(少ない人)はどうなっているか見てみました。
ため息をついてない人は、大体まっすぐ前を向いていたり、少し上を向いている人(考え事してるのかな?)が多かったですね。
その人たちはたまにスポーツ選手のような健全なため息をつきながら、サウナを楽しんでいるような感じに見えました。
同じ時間に同じ環境で同じ体験をしているのに、人によって感じ方は全然違うんだなぁ~とすごく感じました。
以前、「元気と体の使い方はリンクしている 」という内容の記事を書きましたが、せっかく元気になるためにサウナに入っているのに、うつむいて、ため息をつきながら入ってたのでは出る元気も出なくなるのではないでしょうか。
世界No1サクセスコーチのアンソニーロビンズはこう言っています。
元気が出るポイントは
体の使い方(フィジオロジー)
意識の焦点(フォーカス)
言葉の使い方(ランゲージ)
の3つが重要だと述べています(トライアドと呼ばれています)。
どうせなら背筋を張って前を見て、今後のいいイメージを持ちながら、これで2010年も大丈夫だ!的なポジティブな言葉を胸に秘めながらサウナに入りたいものだと思いました。
あ、あとですね、もう一つ気になる点が。
大衆温泉のサウナはため息の嵐だったけど、少し高級な温泉のサウナではそういった現象が無いんですよね~。不思議な事に。
稼ぐ人ってやっぱり色々と違うんだな~と、新年早々サウナの中で勉強してました(笑)