先日、本魂の企画でご紹介した「単純な脳、複雑な私」ですが、どうしてももう一点書きたい事があります。
それは「本当は性格が悪くない私」という事です。

この本に書いてある事をかいつまんでいいますと、脳とは言わば
「自動アイディア供給マシーン」
なのです。
本人の意図とは無関係に、自動的にポンポンポンポンとアイディアを生み出してしまう物との事。
そしてこの現象は、自分自身でコントロールする事はできません。
アイディアを出そうと思って出るものじゃないし、出さない!と思っても出てしまいます。
なぜなら、脳は自分が何かを意図する前に、すでにその事を決めてしまっているからです。
(例えば自分が「手をあげよう」と思う前に、すでに脳は手を上げる事を決めている)
脳は絶え間なくアイディアを供給してきます。その中にはポジティブなものもありますし、もちろんネガティブなものもあります。
しかしそのネガティブな発想は、生み出さないようにコントロールする事はできません。
脳は自分が意図する前にすでに決めちゃっているわけですから。
では、その自動供給されてしまうネガティブな発想を、私達はどう扱ったらよいのでしょう?
実は、私達にできる事って一つしかないのです。
それはアイディアを「拒否する事」。
これしかありません。
例えば誰かに対する悪態が供給されたとしましょう。
髪の薄い方を目撃した際、○○という言葉が出てきてしまうのは、出ないように自分でコントロールすることはできないのです。
脳が勝手にひらめき、自動供給してしまうのですから。
そしてここで出てくるのが「拒否する権利」です。
思いついたその言葉を、思いつくままに発するのか、それとも拒否して黙するのか。
ここにこそ人間の脳に対する選択権があるのです。
頭の中で嫌な事を思い描いてしまうのは、自分の性格が悪い事ではなく、脳が勝手にやってる事なので仕方がない事です。
思いつかないようにコントロールする事もできません。
大切なのはその思いを「拒否」する事ができるかどうか。
これが大事なのですね。
子供はこの拒否がうまくないので、人を傷つける事を言ってしまいます。
しかし、大人になるにつれだんだんと拒否する事がうまくなり、それこそ「大人のつきあい」ができるようになるのです。
いやーこの事実を知ったとき、また一つ心が救われましたね。
性格が悪い事を頭で考えてしまうのは、脳が勝手にやってることでコントロール不可能。
だから仕方がない事なんです。
大事なのはその後、しっかりその発想に対してNo!と言う事。
すばらしい学びを得る事ができました。
本当は性格が悪くない私。
脳にNo!と言えるのが大人。(←ダジャレになってますが、ダジャレのつもりはNo!)
とてもナイスな本でした!
~余談~
今回の本魂でとりあげたこの本が、アマゾンランキングで急上昇しているらしいです。
書評ブロガーが力を合わせた結果…とまでは言いきれませんが、ランキングが急に上がっているのも一つの事実。
ブログの力ってすごいかも。。
企画前はアマゾン42位だった本が、いったい何位になったのか。
詳しくは企画者のこちらのブログから!
著者・出版社が無視できない書評ブロガー集団総本部~本好き同士のつながりをひたすら追い求めたらこんな集団になりました~
それは「本当は性格が悪くない私」という事です。

この本に書いてある事をかいつまんでいいますと、脳とは言わば
「自動アイディア供給マシーン」
なのです。
本人の意図とは無関係に、自動的にポンポンポンポンとアイディアを生み出してしまう物との事。
そしてこの現象は、自分自身でコントロールする事はできません。
アイディアを出そうと思って出るものじゃないし、出さない!と思っても出てしまいます。
なぜなら、脳は自分が何かを意図する前に、すでにその事を決めてしまっているからです。
(例えば自分が「手をあげよう」と思う前に、すでに脳は手を上げる事を決めている)
脳は絶え間なくアイディアを供給してきます。その中にはポジティブなものもありますし、もちろんネガティブなものもあります。
しかしそのネガティブな発想は、生み出さないようにコントロールする事はできません。
脳は自分が意図する前にすでに決めちゃっているわけですから。
では、その自動供給されてしまうネガティブな発想を、私達はどう扱ったらよいのでしょう?
実は、私達にできる事って一つしかないのです。
それはアイディアを「拒否する事」。
これしかありません。
例えば誰かに対する悪態が供給されたとしましょう。
髪の薄い方を目撃した際、○○という言葉が出てきてしまうのは、出ないように自分でコントロールすることはできないのです。
脳が勝手にひらめき、自動供給してしまうのですから。
そしてここで出てくるのが「拒否する権利」です。
思いついたその言葉を、思いつくままに発するのか、それとも拒否して黙するのか。
ここにこそ人間の脳に対する選択権があるのです。
頭の中で嫌な事を思い描いてしまうのは、自分の性格が悪い事ではなく、脳が勝手にやってる事なので仕方がない事です。
思いつかないようにコントロールする事もできません。
大切なのはその思いを「拒否」する事ができるかどうか。
これが大事なのですね。
子供はこの拒否がうまくないので、人を傷つける事を言ってしまいます。
しかし、大人になるにつれだんだんと拒否する事がうまくなり、それこそ「大人のつきあい」ができるようになるのです。
いやーこの事実を知ったとき、また一つ心が救われましたね。
性格が悪い事を頭で考えてしまうのは、脳が勝手にやってることでコントロール不可能。
だから仕方がない事なんです。
大事なのはその後、しっかりその発想に対してNo!と言う事。
すばらしい学びを得る事ができました。
本当は性格が悪くない私。
脳にNo!と言えるのが大人。(←ダジャレになってますが、ダジャレのつもりはNo!)
とてもナイスな本でした!
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