ピカソが超偉大な芸術家だった理由
普通、画家に限らず
アーティストは、1発当たったら お金になる同じスタイルを続けてゆく
画家も、〇〇画伯は 〇〇を描かせたら超一流
そして、その画家は批判されるのが怖くなり ファンに逃げられないように、同じスタイルを続けてゆく
しかし、アーティストが変わらなくても お客様は歳を重ねて 変わっていきます。
そして、古いアーティストは若手のアーティストに打破されます。
日本の画壇の場合は、年寄りの画家たちが若い画家たちに席を譲らなかった為
今は作家も 鑑賞者も年寄りしか集まらないカルチャースクールになってしまいました。
今や バブル時代のイタリアファッションブランドも 淘汰されつつあります。
シャネルはファッション以外に、ココシャネルが創世した働く女性が好むブランドと言う意味合いがあるので都会では人気が強いですが。
飲食店も 古くからある老舗と言うのは、味を変えていないフリをして、時代に合わせて微妙にさじ加減を変えていたりします。
老舗の飲食店の場合、変わらないのは 味では無いんですね。
老舗の飲食店が目指している変わらないは、いつ食べても美味しいですね。と変わらず言われるように、味は変えていたりします。
また、ファッションブランドで変わらず人気のブランドは、相変わらず根強い人気と言われるように ファンを引きつけ続ける価値を革新しています。
さて、ピカソに話を戻します。
成功したアーティストは、若いアーティストに打破される。
通常はこのようになります。
もしくは打破されない為には、その人しかいないオンリーワンを築きあげる。
しかし、ピカソは違いました。
確かに、ピカソもオンリーワンでもありました
モネしかり
ゴッホしかり
セザンヌしかり
彼らに共通する考え方は
私も絶対に、巨匠を超える作品を作ってやる。
モネは睡蓮
ゴッホはヒマワリ
セザンヌはリンゴ
それぞれ独自の手法で、巨匠となりました。
しかし、ピカソが他のアーティストと違う所は
ピカソは、若手に打破される前に 自分自身で古い自分の作品を 打破したのです。
わかりやすく言いますと
ピカソは10年くらい置きに、まったく別人のような絵になりながら 91歳の芸術家人生に幕を閉じました。
ピカソを超えたのはピカソだけだったのです。
ちなみに当時の日本人画家たちはピカソのあまりにもの凄さに、挑戦する勇気すら無く
今の日本画壇のように、写真のような写実画 ようは精神性では勝てないので、工芸家に身を落としました。
日本は、テクニックだけのカルチャー絵画スクールになってしまったわけです。
日本で、ピカソのように凄かった 最後の画家と言ったら 渋谷駅に巨大な絵が飾ってある 太陽の塔で有名な岡本太郎さんくらいじゃないかな
太陽の塔は、内部が凄いですし
日本人の外見をしたフランス人の思考を持つ人で、沢山の他人と同じ考え方や意見に 惑わされず自分を貫く人。
彼の好きなペットはカラス
他人と同じことなんて、受け入れない本物の芸術家
妻の岡本敏子さんも凄い人で、こう言っています。
芸術なんて何でもない。だがそれに賭ける。血みどろになって賭けとおす。
それがなければ、絵を描いたって、ただの余枝、隠居の庭木いじりと同じ。
アーティストたるもの、変態であり、ロックでなければなりませんね。



