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入学式が過ぎ、自分の取得したい講義を登録したり、ゼミで自己紹介をしたりの日が続く。文学部には女子学生が結構たくさんいて、同じゼミにも三分の一が女学生だ。男子学生の一人、佐伯俊夫がそもそも大学に進学した理由は、「広く社会を勉強する」と思ったのが理由だった。当初、高校卒業後は外国語専門学校を希望していた。ところが、担任の先生から、
「そんな事では話にならん。大学に進みなさい。大学に進学して、バイトをしたり遊んだりすることも大事な事だ、人間一生これからも勉強だからな、勉強はもう嫌だなんて言ってたんじゃ話にならん。外国に行くだけが広く社会を見ることではない。」
と意見され、立命に何とか合格できるに至った。