個展などで食器を展示していると「どういう風に使ったら良いのか?」と質問されることが多々ある。食器に限らずどういう風に使おうと使う人が好きに使えば良いのだが。例えば、オランダのデルフト陶器に蓋を合わせて作りお茶の水差しに使った茶人の姿を見た事がる。このように自分の好きに使えば良いのだが、中々発想が浮かばない方もおられる。そこで今回は、「食器使い」のワークショップをして見た。やはり手本がないと難しいので、僭越ながら自分が手本をお見せして、参加した方々に盛り付けをしてもらった。器の上手な使い方は余白を作ることが大事。又、既成概念を外し使う器を選ぶ。やはりここにデザイン感覚が必要になる。最初から上手く行くわけではないが、料理本で綺麗な盛り付けをみると良い。和食、洋食など参考になるものが多い。参加された方々と私の盛り付け例(右端の隅っこのものが私の盛り付け、すごく見にくいが)