第二次大戦で焼失した電車・客車の骨組みを利用し、適当な資材で応急修理した客車を「戦災復旧車」と言います。元電車のものも、客車として復旧しました。
しかし戦後落ち着いてくると、みすぼらしいので旅客用から外れ、荷物車になり、さらに救援車となりました。救援車とは、事故が起きた時の復旧用資材を積み込んだ車両です。
電車の救援車はクレーンやジャッキも積んでいますが、客車は資材を積んだだけです。
出番はほとんどなく、錆びだらけで車両基地の隅に放置されていて、いつの間にか消えました。実態は台車のついた倉庫でした。
元半流線形の電車クモハ60をオハ71として復旧後、スユニ72を経てスエ71とした車両。元運転台側は丸妻。
元寝台車か食堂車だった車両をオハ77として復旧後、マユニ78を経て救援車スエ78としたもの。3軸ボギーを履く堂々とした車両。
20mの客車をはじめから荷物車として復旧したマニ74を改番したスエ71.
17mの客車をオハ70として復旧したものをスニ71に再改造後救援車にしたオエ71








