『日本では最後の風景となるのだろうか』
大井川鐵道の“C11 190”蒸気機関車についたヘッドマークには『さよならバック運転』と記されていました
上り『かわね路』号の後ろ向き牽引運転が10月6日で見られなくなるお知らせ
この後ろ向き機関車牽引運転は見た目が良くないとのことで、新金谷機関区に転車台を新設し、10月7日からは上下線で通常の前向き牽引運転で統一することになりました
ものすごく長い鉄道史の世代を乗り越えて、日常で見られた蒸気機関車の後ろ向き運転


かつての国鉄線や軽便鉄道の気取らない日本風景として、ご存じの方も多いのではないでしょうか

個人的には……不格好でもそこでしか見れない自然な個性派名人芸が見れなくなるのは寂しいです……
そして、後ろ向き蒸気機関車運転はいよいよ、明日がラストラン

蒸気機関車の後ろ向き牽引運転の任務に就いた全ての機関士に感謝と敬意を贈ります


『青春のあの場所へ』
国鉄時代の本をコレクションしている……もしくは国鉄時代の撮り鉄に青春を過ごした方々には、あまりにも有名なお立ち台
EF58形、EF60形、EF65形、EF66形………歴代の寝台特急牽引機関車がライトを光らせて高い鉄橋を渡る……そして美しい編成写真の撮影が可能だった…。
誰もが喜んだ撮影場所でした

中学生の頃の1984年から1986年、部活動時代のお馴染みの場所
他の学校の鉄道研究部の生徒と狭いスペースで場所取りの競争は真剣だった

そして到着後に即三脚をたてる

鉄道研究部の甲子園球場といってもいい場所
撮影後はなぜか見知らぬライバルと情報交換の会話をしながら、ゆっくり根府川駅まで歩く
その後、当時の駅舎にあった駅スタンプの台で、学校や自宅のアドレス交換したり
本当に青春時代の古き良き思い出
実に久々に行ってみると……誰も撮影しなくなったと実感できる……。
実際にここで撮影したことがある人はわかる……あの鉄橋横の崖の今は……。
碧い寝台特急も東海道線を去り……鉄橋に列車を隠す風避けフェンスが付いてからは……ここで撮影する人はいなくなったと再確認できる…
。
あの崖は……数えきれないファンが行き来してできた道を消えて、代わりに植物が行き来した当時のファンの後輩として成長したように……。
学生から大人の様々な背丈の若葉が、鉄橋の方を向いている






