『復活してほしい駅弁☆』
日本人の多くの心の中に、きっと思い出の駅弁があると思います



時代を感じる語りになってしまいますが…僕の場合は国鉄車輌の青くて向かい合わせのクロスシートに似合った駅弁を思い浮かべます



その前の世代になると……蒸気機関車牽引の旧型客車の車内の木目調に似合った弁当を思い浮かべるような…そういった青春のひとコマに共通点がある感じの………。


中学3年生の頃、ファミリーレストランの懸賞で軽井沢のペンション宿泊券が当って国鉄信越本線で碓氷峠を超えた時のこと


当時軽井沢駅にて、油屋弁当部から『ゴルフ弁当』と『テニス弁当』という駅弁が売られていて、この名前を見たり聞いたりして『避暑地軽井沢リゾート』を心地良くなったことをよく覚えています


東京の上野から時間をかけて軽井沢に到着する……駅弁販売こそ『ようこそ軽井沢へ
』と一番初めに僕に語りかけてくれているような……こういう始まりの横川駅や碓氷峠、軽井沢にメルヘンチックに想えてならなかった
ラケット型のテニス弁当が売り切れていて、ゴルフボール型の丸い器のゴルフ弁当が残り1個僕は軽井沢駅の1つ前の駅、横川駅で峠の釜飯し弁当を食べて間もなかったものの、迷わず700円でゴルフ弁当を購入した



ゴルフボール型とはいえ、器の大きさは峠の釜飯し弁当と同じ位の陶器


中身は…いわゆる洋風幕の内弁当調よりも洋風でしたね
洋食屋さん風に


しかし…僕はこの通り弁当のふたの上に包む紙しか残していない……。
その当時、補機なしで碓氷峠越え車輌の研究が進んでいる噂が鉄チャンの間で飛び交っていて、横川駅廃止…なんて噂もあった位でした


…焦っていましたね………。


そのため、『峠の釜飯し弁当の器はなんとしても持って帰らねば』と思い、陶器どうしでぶつかって割れてしまうのをおそれてゴルフ弁当の器を持ち帰りませんでした……。

特急停車の有名観光地軽井沢の駅弁が二度と会えない弁当になるなんて……全く予想できなかった……。

あの日から11年後に……信越本線が碓氷峠区間廃止で新幹線が短時間輸送する日がくるなんて……。

ああ…ゴルフ弁当……インパクトは抜群だったし、間違いなく軽井沢でしか味わえなかった味………。

あの陶器があったなら……このゴルフ弁当は、知らない人に多く伝えたいので、この先陶芸をやる機会があったら、この器を再現してレシピも調べて完全復刻するのが夢であります










