10月から学んでいた感染症、なんと60近い病気を学びました。

まず、法律によって以下のように定められています。
感染症保護法 
6条1項:感染の疑い/感染症の発症/感染症による死亡の場合、感染者の名前を保健所へ届けでる。
7条1項:感染者の名前を検査機関から届ける
7条3項:匿名で保健所へ届けでる
24条:自然療法士による治療禁止(速やかに医療機関へ移送)
34条:感染者の登校禁止
42条:感染者の就労禁止

などが、それぞれの感染症に適用されていて、

例えば、6条、24条、(34条、42条)に当てはまるのは、
コレラ、ジフテリア、小児麻痺、おたふく風邪、チフス、狂犬病、炭疽、ボツリヌス中毒、髄膜炎、ペスト、細菌による食中毒、ウィルス肝炎、はしか

7条1項、24条
アデノウィルス、回帰熱、オウム病、Q熱、野うさぎ病、ノミダニによる髄膜炎、黄熱病、インフルエンザ、レジオネラ、レプトスピラ症、ハンセン病、発疹チフス

7条3項、24条
梅毒、エイズ、エキノコックス、マラリア、風疹、トクソプラズマ

24条
淋病、クラジミア、陰部ヘルペス、性下かん、けいリンパ肉芽腫、トリコモナス膣炎、尖圭コンジロームなどの性感染症

24条、34条
シラミ、百日咳、猩紅熱、おたふく、カイセン、とびひ、風疹

といったふうに、自然療法士が治療を施してはならない、感染率の高いものを学んだ訳です。
それぞれの感染症について
・病原体(ウィルス/バクテリア/菌/寄生動物)
・感染経路
・潜伏期間
・症状
・合併症
・診断法
・治療法
・予防法
(×60の感染症)

膨大な情報を頭に叩き込まなければならず、本当に大変でした。
特に、病原体の名前は、ウィルス名、細菌名がラテン語/ギリシャ語のものが多く、Borellia burgdorferi,だの、Haemophilius ducreyiだの、ごっちごちゃになります。

そして、難しかったのは、肝炎です。日本でも薬害C型肝炎などが問題になりました。
ABCDEそれぞれの感染経路、潜伏期間、治療法、が異なっているのが厄介。

今回のテスト対策は、過去問をやってみることでした。
そして、エクセルなどを使って表を作成したりして、視覚的に捉えることに挑戦。
たとえ今、60近い感染症をすべて覚えたとしても、2年後の国家試験までそれが残っているとは考えられないので、色々な勉強法を試してみるいいチャンスなのです。

そして、今回の結果は30問中11問正解!
個人的に満足です。
あまり力を入れず、暗中模索しながらでも3分の一の点数がとれるというのは、いいことだ!

そしてテストのあとに、精神病の勉強が始まり、これもなかなか勉強しがいのあるテーマだな、と100ページを超える資料を手に、モチベーションが上がるのを感じました。