パク・ジュニョン ライブ | 赫いわななき〜地獄編〜

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3月10日、新宿の明治安田生命ホールで行われたパク・ジュニョンさんのバースデーライブに伺って来ました。
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ジュニーはですね、友人のイチオシ歌手の方でして以前より色々とライブの話とか聞かせてもらったり一緒に行くカラオケで聴かされたり(笑)してまして、俺も注目してる歌手のお一人なのです。その友人からジュニーのCDも聴かせてもらい良い曲揃ってるなぁと思ってていつか機会があったらライブに行きたかったんですが、なかなか時間が合わなくて。
ところが有休消化の昨日たまたまライブがある話をその友人から聞き、こりゃめぐり逢わせだな!と思い立ち急遽参加した次第です。

14:00開演にギリギリ間に合い(あ、夕方も公演はあったようですね)、ほぼ満席でしたが何とか当日席を購入して(ほぼ関係者席みたいな最後尾でしたが)いざライブ開始となったのでした。あ、勿論コンサートは撮影NGなので写真はナシね。

今回はアニバーサリー的なライブって事で歌ったのはほぼオリジナル曲!ジュニー初心者の俺にとっては絶好の選曲となっておりました。なので大丈夫だろうという判断でセトリも記載しておきましょう。

チャラ
愛・ケセラセラ
哀愁の雨
嘆きの雨
黄昏のバラード
たかが恋、されど愛
河口湖
東京
マイ・フレンド
羽田発
無条件
追憶のブルース
離さない

シングルは網羅してるしライブ人気曲も散りばめられ、ほぼ完璧なラインナップでしょ。俺的にはこれで「さよならは言わせない」を歌ってくれたらベストかも。

ジュニーにとっては誕生日直前(バースデーは3月12日)、さらにデビュー6周年目のスタート直後(2012年3月7日デビュー)って事で色んなおめでとうが重なってる時期。いつものジュニースマイルも冴えきっておりましたよ。TVとかで見てても礼儀正しい好青年なのが滲み出てますが、このライブでもその魅力は十二分に伝わりました。

ライブしょっぱなはノリのいい2nd「チャラ」からスタート。この曲、ジュニー知りはじめの頃に初めて聴いた時はエッ?と思いましたが、日本デビュー前は韓国でダンスグループ『A-ZAX』さらにヴォーカルグループ『T.H.E Story』のメンバーだった事を聞いて納得。TVでの歌唱は見た事ありましたが確かにオープニングにもってこいの曲ですね。勿論大好き。
その後もほぼシングルメドレー的な構成でステージは続きます。個人的には4thシングルの「顔」が好きなんでこれは嬉しかった!中期奥村チヨ様を髣髴とさせるドラマチックな曲展開、鏡の中の女への問いかけ(あらやだMIE様みたい)をポイントにした歌詩、そして濡れるジュニーの声…完璧です。さすが浜圭介先生がシングルカットを薦めただけはある名曲でしょう。俺自身が演歌の世界に注目し始めた頃に歌ってた曲という事もあって思い出深い作品でもあります。C/Wの「哀愁の雨」もいい歌だしね。

前半ラストは1stアルバム『嘆きの雨』から「黄昏のバラード」を。こちらもウゥーンと“せつない”曲ですね(このキーワードはライブ見た方だけのお楽しみ)。

さて、衣裳替えで一旦舞台から消えたジュニー。後半はどんな衣裳かなぁと思いながら待ってたら…何とっ!青のジャケットからピンクのジャケットに衣裳替えし、客席中央から登場したっ!そして3rdのC/W「たかが恋、されど愛」を歌いながらお客様と握手!!

友人によると、この趣向は珍しいみたい。いや普段はライブの後に握手会とかをされるそうなんですが今回はナシって事でその為にこういう形での握手会形式を取ったんだと思われます。
客席を練り歩いてちょうど歌い終わった辺りが俺の至近距離!ひいっ、顔小さい!肌キレイ!そこで少しトークもされてたんですが、残念ながら俺は握手できず…orzいや多分関係者か取材の人と思われたんでしょう(苦笑)。1曲では会場回りきれず、次の「河口湖」でもラウンド握手会は続き、ようやくステージに戻ってきたジュニー。ここで今回唯一のカバー曲「東京」を披露されました。最近のシングル路線の曲調って事での選曲かな?もしやアルバム候補?と思ったら違ってましたけど。ってかこんなミニアルバムリリース情報が!
{A932A0E9-D5F4-4C72-9E0C-16DF99BCD411}ジュニーの歌う三善英史、ハゲしく聴きたい!!

その後は最新曲のC type盤C/W「マイ・フレンド」。今回のライブのサブタイトルにもなっており、ジュニーの素の魅力を垣間見るポジティブなバラードですね。そして最新曲「羽田発」で盛り上がりも最高潮となった処でラスト曲は「無条件」!以前からジュニーがライブで歌ってた曲だそうで、勿論全編ハングルです。ちょっと前に川崎麻世さんが日本語バージョンをリリースされてましたが、これはどう見てもジュニーの圧勝ですな(麻世には「天使の顔につばを吐け/フライバイナイト」2017Ver.をリリースして欲しいのよ)。この「無条件」でライブは一旦終了、お客様のアンコールが響く中…現れたのはキングレコードの方。

そう、ここでジュニーのバースデーを祝おうという企画が。ケーキも用意されマスコミ各社もステージに上がって、客席の皆さんと一緒にパブ向け撮影を行ったのでした。ライブ後の握手会がないのはこの為でしょうね。各社の写真はネットに登場してましたので検索してご覧下さいませ(俺はさすがに後方だったので写ってませんが)。ジュニー、誕生日おめでとう!!

そしてやっとアンコール(ジュニーは袖に下がるケーキを名残惜しそうに見てました…かわゆし)。1曲目はこちらも「羽田発」C/Wの「追憶のブルース」。わーい、この曲も好きなんだよなぁ。しっとりした曲で持ち味を出すジュニーだからこそ、こういった毛色の違う曲を聴くとオッと思うんでしょうね。
そしてオーラスはアルバム収録の「離さない」。これもライブの定番曲だそうで、フリもついてるしファンお決まりのコールもあるし(♫離さない〜「離れないっ」)ラストにもってこいのノリノリなナンバーですよ。俺は初体験だったので皆さんのノリを見るに留まったのですが、次はコールやるかも、ふふふ。

…と、初めて見た(いや正確には前日『新BS日本のうた』で見てるので2回目ですが)ジュニーのステージでしたが、これはファンの方メロメロになるなぁという素敵なライブでしたね。TVでは最小限でしか聞けないトークも素晴らしい、というか可愛いかったし。
何しろ言葉の壁があるはずなのに、そこを感じさせる事なく、むしろ魅力にするかのようなトーク運びには目を見張るものがありました。当然事前に構成はしてるでしょうが合間に入るお客様の声にもきちんとレスポンスし、しかも笑いで返すテクニックまで使ってたしね。ここまでの技量を身に付けるべくかなりの努力をされたんだろうなぁ…頑張り屋ぽいジュニーの性格も垣間見えて、これは応援しなくちゃって気にさせますよね。(あ、トーク内容はいつものように載せませんのでご了承を)

後方席で見てたんでファンの皆さんの“ピカピカ棒”(笑、だってジュニーがそう呼ぶんだもの)の彩りが波のようで何ともキレイだったのも印象的、後ろの席もいいモンだなぁと思いながらライブを堪能させて頂きました。ファンの方々も優しい方ばかりだし、さすがジュニー、人柄がファンにも表れますね。

平日のイベントが多いのでなかなかライブには顔を出せませんが、また必ずライブを見たい!と思った今回のステージでした。その時は絶対握手してもらうぞぉ関係者とは言わせない(笑)

P.S. ロビーには同じキングの永井裕子さんからお花が。隣のセブンシーズはキング系列の音楽出版会社ね。
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