気まぐれ小説(※たまに続きを書きます)
一つ、二つ。
確かめるべきことが、悩んでいるうちに増えてくる。
自分が自分。確認しようもないことを、哲学的に解決しようとするのは、これいかに。
「誰なんだ、俺は」
簡単に言えば記憶喪失なのだろう。それは、今から5年前の出来事だ。
その頃は、親も自分も友人も信じられなくなって、大変だった。
それでもなんとかやっていけたのは、微かな記憶のおかげだろう。
思い出すだけで、落ち着く記憶。
誰かに包まれて、守られている記憶。
あの人の手は、もう覚えてはいない。
大きいのか、小さいのか。
男なのか、女なのか。
全てがあやふや。
それでも、いつか会いたい人。
記憶を取り戻し、会いに行きたい人だった。
それが、生き甲斐だった。
一つ、二つ。
確かめるべきことが、悩んでいるうちに増えてくる。
自分が自分。確認しようもないことを、哲学的に解決しようとするのは、これいかに。
「誰なんだ、俺は」
簡単に言えば記憶喪失なのだろう。それは、今から5年前の出来事だ。
その頃は、親も自分も友人も信じられなくなって、大変だった。
それでもなんとかやっていけたのは、微かな記憶のおかげだろう。
思い出すだけで、落ち着く記憶。
誰かに包まれて、守られている記憶。
あの人の手は、もう覚えてはいない。
大きいのか、小さいのか。
男なのか、女なのか。
全てがあやふや。
それでも、いつか会いたい人。
記憶を取り戻し、会いに行きたい人だった。
それが、生き甲斐だった。