Eee works Column. -93ページ目

Eee works Column.

住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる

熊本・大分地震でお亡くなりになられた方のご冥福を

お祈りしますと供に

被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。

1日も早い いつものくらし への復帰を

心よりお祈りしております。

 

建築技術者の一人として 被害の原因を正確に理解し

この先の快適で安全な住まいを作るために精進していくことが

今すべき事と考え行動してまいりたいと思います。

 

さて、

日本インスペクターズ協会 の実地研修会に参加してきました。

住宅の、痛んでいるところはないか。

瑕疵といえる不良箇所はないか。

日常生活に支障が出るような箇所はないか。

これを各所確認していくのが インスペクション

 

それをこのように様々なツールを使って確認していきます。

 

住宅のあらゆる箇所

 外部:やね、かべ、きそ、床下

 内部:ゆか、かべ、天井、屋根裏  を見ていき

その表面の見える部分から下地(壁の中)の状況を想像していく。

 

住宅の状況は千差万別。1件として同じ状況はありません。

それを1つ1つ丁寧に確認し記録していきます。

 

手始めは外部から

写真は玄関引戸のたて枠。写真が悪いですが、、

白蟻被害があります。

ということは家全体(特に北側は・・)と想像しながら

見ていきます。

 

 

基礎:ヒビが入っている箇所はクラックスケールをあて

ヒビの広さを確認します。

一定以上の幅のヒビがあれば構造上問題のある可能性がある。

ということになります。

ただ、

ヒビがあることのみをクローズアップしていくのではなく、

ここから読み取れる建物の状態を推測してく

 

 

内部も柱に傾きが無いか、床に傾斜が無いか、計測していきます。

(畳の傾斜判断は周りの畳寄せで行います。写真は機器紹介のための設置です)

 

一通り外部内部を記録していくと、およそ家の状態がわかってきます。

 

例えば、

建物全体がどちらかに傾斜してる。

屋根から雨漏れがあり、そこから壁、室内と浸水している。

床下に防湿コンクリートがなく、床に断熱がなく床下の湿気が多い。

 

その上で、ここから読み取れる懸念点、をまとめていきます。

 

いつもは、主に新築建物の設計を仕事としていますが、既存住宅の

高断熱改修の相談を頂くなど、中古住宅の活用事例も増えてきました。

 

既存の状態を正確に、専門的に判断し今後の住まいとの付き合い方を

決めるお手伝いとなれば 幸いです。