私の周りの大学生はみんな夏休みか春休みに短期で語学留学に行ったり、一年間、留学に行ったりしてます。
別に、それが全く価値がないとは思いません。たしかに、海外で生活してみていろんな国の人と勉強する日々はお金にはかえられない良き経験になるでしょう。そのような経験をされている人たちの写真を見ていると本当に楽しそうで留学生活って充実してそうって思ってしまいますよね。
でも、多くの留学をした人たちの現実は、一緒にいった日本人や韓国人といったアジア人、頑張ってもヨーロッパ系の人たちと一緒に行動して、結局は、本当の英語の世界を知らずに終わってしまうことが多いのではないでしょうか、、、
そんなことを言いつつも、私も短期で留学をしたことはあります。留学というよりはアルバイトをしたと言った方がいいのでしょうか。いろんな国の友達を作りたい、夏休み2ヶ月間をアメリカでのんびり過ごしたい、そんな理由で、アメリカに行きました。その時の体験はたしかに今の自分に大きな影響を与えてますが、英語力に関しては全く伸びたとは思いません。
その2ヶ月間で、自分には積極性が足りないこと、日本人が海外でネイティブと同じレベルで働くのは極めて難しいこと、数ヶ月の留学生活は留学生が作りあげているもので、本当のアメリカの生活からはかけ離れていることなどに気づきました。
私は、元々、日本の労働制度や組織にあまりいい印象がなく、漠然と将来は海外で働きたいという気持ちがあります。でも、そのためには、ただ英語が話せるだけでなく、ネイティブを上回る技術や知識が必要なことにこのアメリカでのアルバイト生活の間に気づきました。
なので、今は大学院で、現在、学んでいる学問をもっと極めたい。それだけではなく、大学院の授業や課題に余裕をもって取り組めるくらいの英語力と知識を渡米前に身につけたいと思ってます。
大学院を出たくらいで、その後の仕事につながるとは思ってませんが、まず、その第一歩として、大学院で学びたい、それが海外大学院に行きたい理由です。後は、今、専攻している学問が一番盛んに研究されているのがアメリカってのもありますが、、
話が脱線しましたが、短期や一年ちょっと留学しただけでネイティブみたいに話せるようになるのは極めてまれだと思います。もし、そのために何十万ものお金をかけるなら、いろんな国に一人で旅に出たりする方がよっぽどいい経験になると個人的には思います。
以上、ふと思ったので書いてみました。