クリニックから電話を受けた翌日母に付き添われながらクリニックへ向かった。


昨夜は一睡もできずにいた。ただただ怖かった。なにがって・・・・・


子宮を失うこと。。。


産めるとものだと思っていた。私の赤ちゃん。ママになるんだって。


子宮を失う


大きな涙で一杯になった。


27歳子宮摘出。そのことばかり頭に浮かぶ。


組織診の結果は1週間後。GW前に結果がでることを祈った。




クリニックから精密検査の電話をもらった夜から母は幾度となくわたしの部屋に顔をだした。


「大丈夫よ。きっと。大丈夫だから。」


母も大粒な涙えお流してないてくれた。。。「あんたの年でかかるなんて考えられない。いつから出血は続いてたの・・・?」


「変われるものならば変わってあげたいわよ~お母さんだって~。きっと大丈夫よ。治療すればなおるんだもん

大丈夫よ。」


そんな会話を繰る返しながら二人で泣く日が数日続いた・・・

仕事から帰宅してウトウトしていたら1本の電話。。。


母親が呼びにくる。うちは今コードレスがこわれていてリビングの親機でとったらしい。


母「電話よぉ~~~~~~」


家に電話が来るなんてなんだろ・・・・。職場から?


トコトコと降りていく。


「RIKOさん、Aクリニックの佐藤です。あのね、先日受けてもらった結果のことなんだけど、ちょっとね悪い結果がでちゃってね、ちょっと精密検査が必要なのよ~。今すぐどうのこうのではないけど早めにまたこれるかしら」


はい・・・・・・・・・・・・


次の瞬間涙があふれてきた。


「二つうけてもらったけどね、子宮の頚部のほうで異常がみつかったのよ。でも大丈夫だから」


はい・・・・・・・・・・・


「明日伺います」


そんな言葉が自然とでていた。


受話器をおいた瞬間、大声で泣いた。母と父居る前で大泣きした。


「私、ガンかもしれない」


両親はなにがなんだかわからない状態でただ呆然としていた。



泣いた。泣いた。泣いた。子供が埋めなくなるかも。。泣いた。

今思えば死とかというより一番に子供が埋めないそれだけが頭の中を駆け巡った。。





もうすぐ2ヶ月たとうとしてるのにその時のことを思い出すと今でも涙でなかなか文字が打てません。。。


中年の恰幅のいいドクター。


「不正出血があったってことですね~。われわれ産婦人科医が不正出血ときくとやはりガンではないかと疑います。ガン検診をして問題がなければホルモンバランスの乱れと考えてよいでしょう。生理も不順のようです。いずれにしろ基礎体温をつけることをお勧めします。まずガン検診をしますので・・・」


内診。どうも子宮頚部、体部どちらもするらしい・・・


あ~嫌だなと思いきや思ったほど痛くもなく終了ニコニコ


結果は一週間ほどで出ますのでそれ以降にいつでもいいのでいらしてくださいね~。


あまり出血が続くようであればまた近いうちにいらしてください。



「は~い」そんな気軽な感じでクリニックをあとにした。。。。