2019年07月06日 午後13時、天気は曇り。
今日は休日で、大学時代のバイトの友人と3人でランチ女子会をする予定だったが、
そのうちの一人が急な仕事が入ってしまったため、急遽延期になった。
夜18時から彼氏と会うことになっているので、
私は、
それまで定期券内の山手線沿線のお気に入りのカフェにいることにした。
土曜というだけあって、
駅前の商業ビルの中に入っているこのカフェは
人でごった返している。
勉強する人、旅行客、パソコンとにらめっこしてる人、カップル。
ちょうど居心地の良さそうな角っこの席が空いていたので、ラッキーと思いながら席を確保する。
アイスティーを買い、とりあえず一息つく。
今日も"彼"から連絡は来ない。
まあ、当たり前なのだが。
だって彼との別れを切り出したのは私だから。
連絡なんて来るはずもないのに
私は携帯を何度も見ては
閉じて、
その行為を繰り返す。
彼への想いは私の中で
何年も、何年もかけてあたたまって
あたたまり続けて今にも爆発しそうなのに
それとは逆に
7月というのに少し肌寒いくらいの
今日の天気と
カフェの効きすぎた冷房に
ちょっと身震いして
今日もこれから夜がやってくる憂鬱感に
苛まれた。