和のものはいつも注意することを促す
一昨年から裏千家の茶道を習っている私、人生第2回目の初釜のお茶事終わりました。いやぁ充実してました。正装の着付けの練習に2日。そのおかげで当日は30分で着ることができました。着物は気が引き締まります。凛としたところが実にいいですね!
でも、合理的ではありません。もっと言うと不便です。普段している動作、いちいちについてしっかり「見張らないと」うまく動けません。和のものはこのように合理的でなく、いちいち「気を付けるように」促します。
こういう経験を通して、いかに現代の私たちは合理的に生活しているのだなぁと思います。これは作陶にも言えて、合理的な部分と面倒だけどそれをすることでよりダイナミックな結果が導ける部分とあると思います。
昔の人は『温故知新』と言いました。「故」と「新」をうまく使い分けて取り入れることが、もっと豊かな楽しめる人生になるのではないでしょうか・・
着付けはYouTubeでこの人の動画を何回も見て覚えました。(この動画は着流しですが)
女性の場合と違って男着物は自分で簡単にできます。機会があったら怖がらずに、先人たちの生活に触れてみてほしいと思います(^^)