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【クレームのレベル】
私はこれまで、幾度となくクレームというものに遭ってきた。
それは主にみんなからの謂れのないクレームに始まって、社会人になる頃には私個人の行動によるクレームになった。
そして社会人も4年目となり、自分へのクレームは利用者さんと仲良くなって許してもらうという技術を身につけ、支援方法に対するクレームは減った。というか今ではほぼ無い。
すると不思議なもので、新しい状態でのクレームが来るものだ。
直属の上司から連絡がきて、簡単に言えばアナタの支援に対するクレームです、と。
ヘルパーは、利用者さんの事を見ておく必要がある。
ここまでで、自分は利用者さんと仲良くなっていろいろお話して乗り越えてきた。
とうとう、先日のロングの日の支援でのクレーム。
「障害者があーいう状態になるのは仕方がないのは我々も知っている。でも一緒にいたヘルパーは何もしていなかった。」
台風の日で、もともと気圧の関係か少し荒れ気味だった方。まだ数回の支援では有効打が不明確なまま、放置してしまった私の責任である。
止めてもムダだと、支援放棄してしまった自分。これでは支援放棄のネグレクトに当たる。
振り返ると、そこには確かに支援を諦めた自分がいた。数年前の山田さんが、アナタは支援者に向いてないとおっしゃった意味がようやく分かった。
これは、障害のせいにしていた自分の痛恨なるミスである。
仕事とは、時給や他の何かで決めるものではない。
「責任」
任せてくださった上司にも申し訳ない。
利用者さんにも申し訳ない。
御家族にも申し訳ない。
そして、「周りの健常者」にも申し訳ない。
これまでは、訪問介護として狭いところで人間関係を作れば良かった。
でも、移動支援ではそうはいかない事を改めて思い知らされた。
ステージは、1歩進んだと感じるのは私だけだろうか。
自分視点の投稿が多い私です。もしかしたら、この記事の内容も独りよがりな投稿になっているかもしれない。
今後も、支援中に脳疲労のせいで見られなくなるかもしれない。周りを。
もしそうなって、今度はもっと酷くなるかもしれない。
しかし、毎日シフトに入っている以上、全力を尽くして突っ走っていくしか選択肢は残されていないのである。
そこは、ここまで社会人として育ててくれた会社と上司に報いなければいけないと通過しているからである。
この電話を受けた時、直感で「あ、ここ正念場だな」と感じた。
ここで、一皮剥けるか腐って死ぬかが決まると思った。
本日はいつもの利用者さんが食事も取れないくらい疲れきっていたので、余計に時間がかかったのもありまだ帰宅していない。
帰ってゆっくり風呂でも入れれば良いが、明日も早いしシャワー浴びてバタンキューだろう。
東横線車内で泣いてた浴衣美人は多摩川で降りていったが、大丈夫かなぁとかゲスな文章で締める俺。きっと女性の方が強いから大丈夫か。
職場では心配しかされない私だが、少しは成長しているのだろうか。