資格とったけど未だまだおバカなあいつの日常 -126ページ目

資格とったけど未だまだおバカなあいつの日常

昨年度はブログ更新ほとんどしてなくてごめんなさい。

一応精神保健福祉士の資格はいただきました。ありがとうございます。現在は神奈川に住んでいます。

来年から栄養に関する講座始めます!

こんばんは。ワタリンです。いつもお世話になっております。



今日は、先日のオープンダイアローグとは何かの続きを書きます。



オープンダイアローグについて、12の決まりごとがあります。まるで、アディクションの12のステップのようですね。

1・ミーティングには2人以上のセラピストが参加する

 セラピストの人数などに関しては、論文にもはっきりとは書かれていないそうです。複数のセラピストの参加が望ましいのですが…あまり多すぎても困りますよね。3人がベストとセイックラ教授は述べています。

2・家族とネットワークメンバーが参加する
 
 対話による治療なので、ネットワークメンバーや家族の参加が前提となります。なお、何人以上が望ましいかなどは本書にはありませんでした。


3・開かれた質問をする

 ミーティングをどのように始めるかという問題があります。「なぜこのミーティングを開こうと思ったのですか?」「ミーティングの機会をどのように使いたいですか?」など、誰もが答えやすい質問で、発話の敷居を下げ、対話へと誘導していくそうです。

4・クライアントの発言に答える

 オルソン教授は3通りの方法を紹介しています。「クライアントの言葉を使う」「感度のいい聞き手となる」「沈黙を含む非言語的なメッセージに波長を合わせる」。

5・今この瞬間を大切にする
  2通りのやり方があるとされています。
 1つはクライアントが示した反応に速やかに応ずること。
 もう一つは、安心して感情表出できる余裕を確保すること。
 私(?)達ソーシャルワーカーのバイスティックの7原則に近いものがありますね。

6・複数の視点を引き出す

 オープンダイアローグの最重要要素の一つ、ポリフォニーに関することです。ポリフォニーには、「外的ポリフォニー」と「内的ポリフォニー」の2種類があります。外的ポリフォニーは、メンバーの多様な意見を多様なまま受け入れることです。多様なままでポリフォニックな状態を維持することです。全ての発言に機会を与えることだそうです。
 一方、内的ポリフォニーは、個人の内面におけるポリフォニーです。セラピストはしばしば仮説的な質問をします。「もしあの人がここにいたら、なんて言ったと思う?」など。

7・対話において関係性に注目する

 病理にすぐ結びつけず、関係性の中で考えるようにするということです。質問をする場合にも、家族関係やネットワーク内の関係性がよりはっきりするような質問を工夫することが大事だということです。

8・問題発言や問題行動には淡々と対応しつつ、その意味には注意を払う

 クライアントの問題行動を、善悪やその病理性という視点から考えるのではなく、そこにどんな意味があるのか、どういうコンテクストなら意味を与えられるか、そうした視点から考えるそうです。精神病理学で言うところの「発生的了解」に近い態度だそうです。「発生的了解」については、調べても出てきませんでした。どうやら、「共感的に了解する」ことに近いようです。今後詳しく知ったらまた書こうと思います。

9・症状ではなく、クライアント独自の言葉や物語を強調する

 前記8と同様です。この辺からテキトーですねw重要な問題はしばしば一つの特異なキーワードで表現されるとのことです。

10・ミーティングにおいて専門家同士の会話(リフレクティング)を用いる

 チームは、「倫理的意味づけ」のスタンスを取ります。患者が、最悪の経験を語ったり酷い混乱におちいったときに用いるようです。※最初の発生は重度統合失調症の治療
11・透明性を保つ
 
 ちょっとここだけ事例がどこにあるのかよくわかりませんでした。すみません。

12・不確実性への耐性
 
結論も合意も目指さないのが、オープンダイアローグの特徴です。重要なのは、全ての声が受け入れられ、傾聴とやりとりが促されることです。いつまでたっても結論が出ない、通常の会議ではない不確実なものに耐える耐性が重要となります。
結論を急がない、予測や憶測はことの外避ける、回答が出なければ「保留」されます。

まだまだ導入途中のこのオープンダイアローグという手法。今後とも情報をチェックしていきたいと思います。


ではおやすみなさい。
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オープンダイアローグとは何か/医学書院

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