教室にいつもいて、子供たちを支える中心的存在となっている教師。今回はそんな教師の目線について私なりの見解をお伝えしていきたいと思います。

 それでは、ここで皆さんに一つの問いを投げかけたいと思います。教師目線とはそもそも何でしょうか?

 まずは、あなたが考える教師のイメージを、できるだけたくさん想像してみてください。

 授業をしているときの教師、職員室でコーヒーを飲んでいる教師、保護者と電話をしている教師、丸つけをしている教師、ほかの先生と打ち合わせをしている教師、

 ほかにもいろんな教師のイメージが思い浮かんだのではないでしょうか?それでは、次にあなたが思い浮かんだ教師が見ているものを想像してみてください。

 例えば、授業をしている教師を思い浮かべた人だったら、その教師が一体何の先生で、今の時間何を教えているのか、子供たちはどのような表情で授業を受けているのか、その教師は一体どのような姿勢で授業をしているのか、何時間目か、などできるだけたくさん、あなたが思い浮かべた教師に様々なイメージを追加していってください。

 それでは、本題に戻ります。教師目線とは一体何でしょうか?ここからは、私の見解になりますが、教師目線とは主に2つのことだと思います。

 1つ目は、全体を俯瞰することです。皆さんが思い浮かべた教師の姿に、あなたが見ているものを重ねた教師の姿には、おそらくこの何かを見ている姿が当てはまっているのではないでしょうか?

 教師とはつねに、子どもたちのため、学校のためになることを考えて行動をしています。私が幼稚園から高校までお世話になった先生方も、つねに何が子どもたちのためになるのかを考えて行動をしていましたし、私のためにも多くのことをしてくれた記憶があります。そんな教師は、全体を俯瞰して何が今この瞬間に求められているのか、的確に見通しを立てて、行動をすることが出来ています。(もちろん人間ですので、ミスをすることもありますが、それでもつねに全体を俯瞰する力を持っているのが教師だと思います。)

 2つ目は、1つ目と関連しますが、計画を立てて行動することだと思います。教師という仕事は、つねに予測できないことであふれています。そんな予測できないことに対して、的確に今求められていることを見抜き、素早く対応をするという教師の力は、まさに計画を立てて行動をするということに優れているといえるでしょう。

 ここまで読んでいただいてみていかがでしたでしょうか?教師目線で物事を見るということは、①全体を俯瞰する

②計画を立てて行動をするという2点に集約して言えます。皆さんが昔お世話になった先生方がどのようにして、物事を見ていたのかについて考えるきっかけにしていただけたら幸いです。今回のブログは以上になります。

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