去年、ライフネット生命保険の創業者である出口治明さんが、APU(立命館アジア太平洋大学)の学長に就任されるニュースを読んで驚きました。

会長からも退任される話は知っていましたが、まさかアカデミックの世界に足を踏み入れられるとは、思っていませんでした。

出口さんは、シロウト最強の「歴史オタク」として有名で歴史関連の書籍をなんさつも書かれています。今まで読んだ歴史関連の本は5,000冊らしく、教養あるビジネス人として、一目置かれる存在です。
(ここで言うシロウトとはアカデミックな学者ではないと言う意味)

実は、興味があるのは歴史だけでなくリベラルアーツ全般に造詣が深いというとのことで、まあ化物級と思ってます。

学長に就任決まってから、早速別府に部屋を借りられたらしく、大学改革にかける意気込みが感じられます。

私は、APUのキャンパスには行ったことがないのですが、大分に行った時に高速道路から建物を見たことがあります。別府湾を一望できる風光明媚な立地にあり環境はいい。

留学生の多さは日本で最大級で約3,000名で、国内のグローバル教育というと秋田にある国際教養大学とよく比較されます。

別府のスタバに行くと、APUの留学生をよく見かけます。留学生も徐々に別府ローカルに溶け込んでいるみたいで、湯布院や黒川温泉に観光客が流れて行ってた別府の街も活気が戻りつつある気がします。

出口さんのリーダーシップで、APUからアジアを代表する人材が輩出してくることを期待してます。

参考までに、日経ビジネスの出口さんのインタビュー記事です。