今年もほぼ終わりになりますね。

3月からコロナ禍で巣ごもりとなり、いつもの年とは違った感じです。

 

2020年を振り返り備忘録として雑感でも残しておこうと思います。

 

学びとの本質とは?

 

今年は学びとは何なのかを改めて考えさせられる年でした。

娘の学校は3月の期末テストの直前に政府の要請に従い休校となりました。

(娘はテストから解放されて喜んでいましたが...)

 

4月の新学期になっても緊急事態宣言が発令されたこともあり、休校は継続され完全に自習生活となりました。またコロナ禍とは関係なかったのですが超進学塾(Fe)も学業やクラブ活動との両立が難しいこともあり半年前から自分で宣言していた通り退会しました。

 

娘の学校は今どきのICT最先端導入校では全然なくて、対面での集合授業とオリジナルのプリント配布が従来のやり方だったのですが、さすがに数か月授業ができない状態となったので検討を進め、クラウド環境のGoogle ClassroomMeetの活用を5月から開始となりました。

 

他の学校のようにライブ授業はなく、オリジナルテキストをオンライン化した教材での自習形式が主となりました。HR(ホームルーム)だけはMeetを使ってクラスメイトととスマホのカメラを使ってライブにて双方向でやっていました。

 

6月になると蜜をさけるため、クラスを半分に分けて分散登校で登校組と家庭での自習組でのハイブリッド授業に移行しました。

 

中間テストは通常通り学校登校で実施されましたが、娘の成績が特に下がったということはありませんでした。逆に自習をベースとした学習スタイルが娘には合っていたようです。通学時間も必要なく、睡眠時間も十分確保できたのでマイペースで学習を進めることができました。全科目満遍なく課題を自分のペースでこなしていたので、むしろ今年の1学期の成績はアップしたような気がします。

 

学校の先生がリモート学習をやりやすいようにオリジナル教材を工夫してGoogle Classroom上にアップしてくださったこともあったと思います。それ以上に学びの本質は「自分が考え、手を動かした時間がどれだけ確保できたか」という当たり前の事を再確認した訳でした。

 

つまり中学受験でどの学校に進学しようが、自ら学ぶ姿勢がなければ得るものは少ないということです。もちろん娘は今の学校に入学できたからこそ、先生やクラスメイトとの邂逅で目覚める要素は多分にあるとは思いますが、ベースは自己学習、自己探求の姿勢が重要だと思うのです。

 

とりとめもない備忘録となりましたが、皆様よいお年をお迎えくださいませ!