選ばれる理由は、モノの価値を超えたところにあるみたい
カー用品店イエローハット創業者鍵山さんの雑誌での発言です。 『先日、有名なコメンテーターが”私は、一円でも安く売っている店に行く”とテレビで自慢げに話していましたがそれによって製造している人の給料が下がり日本経済停滞の遠因になることは予知できない浅はかな人間であると思いました』と。えっえっ ちょっと待って・・・有名なコメンテーターという影響力のある立場の人がマスメディアを通じて言うことはその内容によっては経済停滞の遠因になるかもしれないので気をつけましょうというなら分かりますが・・・そうではなくその人が1円でも安いほうを買うという思考に対して浅はかと指摘しています。私は思います。1円でも安く買うことによる景気停滞は消費者の責任ではなく販売側がモノの価値しか提供していないことが原因だと思います。“モノの価値だけ”なら安いほうがいいに決まっていますから。掃除機同じものをネットで探してあえて一番高い物を買いますか。セルフのガソリンスタンドあえて一番高いところを探してわざわざ行きますか。コインパーキングあえて一番高いところを探して停めますか。そこでですよ販売側がモノの価値を超えたところにも価値のある商売をすれば消費者はそこに価値を見い出し高くても買うはずです。それをせず安さしか価値を見い出せない怠慢さを消費者に押し付けるのはどうかと思います。鹿児島にセブンプラザという電気店があります。 ここは近所の量販店ヤマダ電機が138,000円で売っているテレビを158,000円で売っています。でも、お客様はあえてセブンプラザを選ぶのです。なぜ?テレビというモノの価値だけだったら安いほうがいいに決まっていますがここセブンプラザはモノの価値を超えたものを提供しているからなのです。売りっぱなしは致しません!『かかりつけの電器店』と公言して納品後を大切にしています。使い方の説明や本来自己申告の保証サービスの実施など頼まれもしないお節介を焼いて喜ばれています。高価な補正下着モノとしてはどこで買っても同じです。しかし、モノの価値を超えたところにあなたから買う理由があるのです。そのモノを超えた価値を創り出すことは人にしかできないことですから。そして実は、そこにこそ本来お客様がその商品を買った理由があるのです。お客様は補正下着が欲しいわけではなく痩せたいのです。その痩せたいという目的を叶えるために手段として補正下着を買っただけなのです。その痩せたいという本来の目的を商品を超えてお手伝いをできるのは人だけです。だからモノの価値を超えたところに人にしかできないことがありそれが選ばれる理由になっていくのです。大垣共立銀行企業に融資するだけならどこの銀行でもできる。融資を受ける目的は「売上を上げるためだ」その目的達成のお手伝いするのが私たちの仕事だ。ということで選ばれています。コンビニのレジもそうです。金銭のやり取りだけなら機械でもいいでしょう。でも、それをあえて人がやるからには機械にはできない人にしかできないことをするべきです。たとえば、朝出勤時「あ~あ~、仕事行きたくないなあ」とふと立ち寄ったコンビニ。笑顔での接客で「今日一日ガンバってみるか!」と人の気持ちの流れを変えれるのは人にしかできないことです。そんなところも同じコンビニの中で選ばれる理由になっていくと思います。グーグルCEO(最高経営責任者)のラリー・ペイジは数年前から言っています。「20年後、ほとんどの仕事は機械に取って代わる」と。自動車の運転も自動運転になるほどですから可能性大かもです。いいではないですか!モノや機械にできることは任せておきモノの価値を超えところにある本来の目的に焦点を当て人にできることに意識を向けていけば。そこにこそその人の存在意義があると同時に 人間が本来が持っている役立ちたいという欲求を満たす充実感があるはずです。PS最後にせん越ながらイエローハットが格安タイヤ安い鈑金と言っているのもそれらに従事している人の給料が下がり日本経済停滞の遠因になるかもしれませんよ。