そもそも、先生というシゴトをメリットとデメリットで計るなと言われれば

それまでですけどね。

 

<メリット>

・安定する

 公立であれば、公務員ですから、経済的安定、社会的地位の安定はあります。

 公務員、先生という響きは、正直いいですよね。

 

・子どもの成長が見られる

 教科指導、生活指導を通して、子どもの成長をダイレクトに見られます。

 親でも見られない瞬間が、先生というシゴトであれば見られます。

 その瞬間、なんとも筆舌に難いやりがいを感じます。

 

・手を抜こうと思えば、どれだけでも手抜きができる

 定時に出勤して、定時に退勤しようが、表向きは文句言われません。

 授業も、適当に教科書を流せばいいのです。

 評価もテストの結果だけでつけても、文句は言われません。

 つまり、楽をしようと思えば、どれだけでも楽ができます。

 手抜きをしようと思えば、手抜きができます。

 

<デメリット>

・向上心がある人にとっては、苦行

 手抜きをしたくない!という人は一生懸命にやるんです。

 ただ、終わりがないんです。でも、どこかで見切りをつけないといけない。

 その塩梅がとても難しいのです。

 

・職場の雰囲気が総じて悪い

 先生=猿山のボス(失礼)

 お山の大将にしか過ぎない人が多すぎます。

 学校しか知らないからでしょうね。口の利き方ひとつできない。

 配慮すらできない人の多いこと、多いこと。

 教員いじめが先日話題になりましたが、大なり小なり、

 どの学校でもあっていると思っていいです。

 

・働き方改革、結局意味なし

 できるわけありません。現場はあきらめています。

 タイムカード?改ざんです。

 研究授業?家で指導案を作ってくる、結局労働時間は変わらない。

 留守番電話?どうせ、担任の携帯にかかってくるんだから、意味がない。

 朝は早く来ないと各方々からにらまれ、夕方も遅くまで残る方が美学。

 「子どものために」という免罪符で、何でもさせられるサービス残業。

 給与は抑制、管理職の覚えめでたき人が昇給、それ以外は抑制。

 まぁ、学校はつぶれませんけどね。それだけが魅力。

 

・保護者対応は逃れられない

 いいことがあれば、子どもの評価。悪いことは、担任の指導力不足。

 これで全てが片付きます(理由はどうであれ、言い分はまず聞かれません)。

 本音で書けば、家庭ですべきことを学校に頼るのは本質的に無理です。

 家庭からすると1人の先生ですが、先生からすると多数いるうちの1人にすぎません。

 そもそも、勘違いしていませんか?夜7時に先生がいるのが当たり前だと。

 朝も7時に先生がいるのが当たり前だと。学校はコンビニやスーパーではありません。

 本当の働き方改革の第一歩は、

 全体が「学校に期待をしない」ことだと思います。

 

 

ホ ン ネ の ま と め

学校の先生の魅力は、「安定」「子どもの成長」のみ。

この2つだけで、一生やっていける人にとってはいい職場。

「子どものため」が免罪符ということに気付いてしまった人は、避けるが懸命。

気付いてしまった人がなったところで、不平不満しか生まず、

回りまわって子どもが可哀そうなことになります。

先日、とあるところで高校生向けにお話しをしたんですが、

一番最初に出た質問が、これでした。

立場上、「教育学部じゃなくてもいいよ~」とは答えましたが、

ホンネは違うんですよね。

 

そこで、時々聞かれることをQ&A形式にしてみました。

 

Q 教育学部じゃないと、先生になれない?

A 結論から言うと、どちらでもなれますが…。

  どうしても、学校の先生がいい!という人は、

  教育学部がいいでしょう。

  しかも、採用されたい都道府県にある国立大学がベスト。

  学校の先生に本当になるかわからない、という人は

  教育学部を選ばない方がいいでしょう。

 

Q 教育学部に行った方が有利?

A 教員免許が取れる学部であれば、先にも書きましたが、

  別に教育学部でなくても学校の先生になれます。

  でも、実際に先生になったとき、授業以外の面(いわゆる職員室の中)では、

  教育学部出身者以外は、軽視されていると感じます。

  (私は教育学部出身者ではありません。私のような人は、学校に1~2人ですね)

 

Q 教育学部に通うメリットは?

A 最新の教育事情が学べます(ということにしておこう)。

  学校の先生になったら、「教育学部出身」というだけで、なんとなく優遇されている気がします。

 

Q 教育学部に通うデメリットは?

A 学校の先生以外になると、就職先で目ぼしいところはほぼありません。

  教育実習もあるので、就活時期と被るとアウトです。

  つまり、他の学部生が一通り食べつくした、残りの就職先を当たることになります。

  おいしいところは、残っているわけはありませんよね。

  以前一般企業で人事も経験したことがありますが、大体つぶしがきかない。

  適性試験でも「融通」「社会性」などで落とされる人が

  教育学部出身者には多い印象がありました。

 

Q 教育学部に行ったんですけど、学閥はあるんですか?

A 表向き無いと言われていますが、ありますよ。ありまくりです。

  採用された都道府県にある国立大学が圧倒的有利です。

  特に昇進(教頭とか副校長とか校長とか)などは、

  もう、これにつきるのではないか、と疑念を抱くほどです。

 

Q 社会人経験者や教育学部以外の先生って需要あるの?

A 表向き、あるといわれています。これは、行政側の意見ですね。

  現場は、基本よそ者を受け入れようとしません。

  よほどの図太い神経か、よほどのバックがないと、やっていけないでしょうね。

 

 

ホ ン ネ の 結 論

学校の先生一直線!という人は、是非教育学部へ。

しかも、出世したい!と願う人は、採用されたい都道府県の国立大学へ。

 

そうでもない、という人は教員免許が取れる他の学部へ。

先生というシゴトにあこがれている方へ。

よく、「ブラックだからやめときな?」とか、マイナスな話しかされないと思います。

中には、「本当に先生っていいシゴトなのかな?」とか思われるでしょうし、

なると決めたのはいいものの、「合格する方法が分からない」という方もおられるでしょう。

 

このブログは、そんなあなたへ送る、

先生というシゴトのホンネや、独学で合格したコツをご紹介します。