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>自宅に大麻を隠していた罪に問われている大阪の府立高校の元教頭の裁判で奈良地裁は、元教頭に対して懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、大阪府立福井高校の元教頭、小島靖司被告(49)は今年3月、自宅のクローゼットの中にビニール袋に入れた乾燥大麻およそ0.1グラムを隠し持っていました。
小島被告は当時、生徒指導の担当で、薬物を使わないよう生徒に指導していましたが、大麻草やパイプが入ったリュックを職場に持って行っていったこともあったということです。
18日の判決で奈良地裁は、「これまで多数回使用していて依存性、常習性があり、教頭という要職にあった被告が犯した罪は学校教育に対する社会の信頼を損ないかねない」として、小島被告に対して懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。(10/6/18 MBS)
>自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反罪に問われた小島靖司被告=懲戒免職=の初公判が11日、奈良地裁(畑口泰成裁判官)で開かれた。小島被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は懲役6月を求刑。弁護側は寛大な刑を求め、即日結審した。判決は18日。
検察側は冒頭陳述で、小島被告が平成18年以降、「大麻の吸引を70~80回、繰り返していた」と常習性を指摘。小島被告は被告人質問で「大麻を学校に持っていった」と認めた。
この後、検察側は論告で「生徒を教える立場であったのに、規範意識の鈍磨が著しい。中高生への薬物蔓延が社会問題となるなか、厳しく処罰されるべき」と指摘。一方、弁護側は「真摯に反省している」として情状酌量を求めた。(6/11 産経新聞)
>府立福井高校教頭の小島靖司容疑者が自宅に乾燥大麻を隠し持っていた事件で、奈良県警の調べに対し、小島容疑者は大麻を吸い始めた経緯について、「3、4年前、風俗店の女性と店外デートした時に、大麻を勧められて始めた」と供述していることがわかった。
その後も教頭職によるストレスから吸っていたと供述しており、県警は常用していたとみて入手経路などを調べる。
捜査関係者によると、小島容疑者は初めて大麻を吸った際、「頭の中がボーッとした。その感覚が忘れられなかった」と供述。07年4月に同校に教頭として赴任してからも、「教頭の仕事は、保護者の対応や教員の相談などで忙しかった。大麻を吸うと一時的にストレスから解放された」と話しているという。(4/1 読売新聞)
>小島靖司容疑者が、奈良県警の調べに、「3、4年前に風俗関係の女性に勧められ初めて吸った。教頭の職務のストレスもあって吸い続けていた」と供述していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。県警は大麻の入手経路などについて捜査している。
小島容疑者は大麻を吸っていた動機を、「いろいろと理由はあるが、教頭としての事務処理のほか保護者との調整にあたったり、他の先生からの相談に乗ったりする仕事上のストレスがあった」と説明し、「大麻を吸うと一時的にストレスから解放された」と供述。
吸った場所については、「(同居の)家族に気づかれないよう、誰もいないときに自宅2階にある台所の換気扇の下で吸ったほか、外出先でも吸引した」とする一方、「(勤務先の)学校には持ち込んだことも吸ったこともない」と話しているという。
直近では、3月28日に自宅で吸ったという。(3/31 産経新聞)
>自宅に乾燥大麻を隠し持っていたとして、奈良県警組織犯罪対策1課は30日、小島靖司容疑者を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、小島容疑者は、30日午前7時5分頃、自宅に乾燥大麻(1グラム以下)を所持していた疑い。小島容疑者は「自分で吸うために持っていた」と容疑を認めている。
小島容疑者が大麻を所持しているとの情報があり、同日朝、県警が自宅を家宅捜索。クローゼットにあったリュックサックの中から、ビニール袋に入った乾燥大麻と、金属製のキセルを押収した。(3/30 読売新聞)
>情報提供を受けた奈良県警は、30日朝から小島容疑者の大阪市東成区の自宅を捜索し、1階のクローゼットにあったリュックの中のビニール袋から、乾燥大麻1グラム以下と、金属製の「きせる」を押収した。
調べに対し小島容疑者は、「この大麻は自分のもので、自分で吸うために持っていた」と話しているという。
生徒は「(小島容疑者が集会の時)薬物は絶対にやめてくださいとか言っていた」と話した。
警察は今後、入手経路を追及するとともに、小島容疑者が大麻を使用していた疑いもあるとみて調べている。(FNN)
