マレーシアへ留学の理由。
近年、マレーシアへの留学生が増えています。日本人にも大人気の留学先である、マレーシア。なぜマレーシアが選ばれるのか?その秘密に迫りたいと思います。
教育水準
まず、1つ目の理由は教育水準です。もちろん、マレーシアの教育水準が世界一であるとは言いませんが、世界的に見ても、高いレベルの教育水準を保っていると思います。アジア内でも英語レベルのランキングもTOP3に入っていて、語学留学にはもってこいの地がマレーシアなのです。
マレーシアの公用語こそはマレー語ですが、バイリンガル、トライリンガルが多く共通語として英語や中国が多く聞こえます。実際にお店などに入ると中国語が飛び交っていますし、自分が英語で話すと店員さんもお客さんの言葉に合わせて英語で会話をしてくれます。また、入るお店などによって言葉が異なり、友達との会話も英語・中国語・マレー語の全てを使い話すこともあります。多民族国家ならではの環境を体験できるという点もマレーシアが人気の留学先に選ばれる理由の一つなのかもしれません。
距離
日本からの留学生さんが多いのはこの立地も関係しています。アメリカやヨーロッパの教育レベルは発展途上国のマレーシアに比べて高いですが、日本からはとても遠く、フライト時間は15時間や20時間を超える国もあります。
それと反対に、マレーシアー日本間のフライト時間は6-7時間と半分以下の時間でたどり着きます。日本とマレーシアの時差は1時間なので、日本にいる家族ともほとんど同じ時間で行動でき、自分が時差で困ることもありません。日本にいる家族や友人と連絡を取る時も時間を気にせず連絡できますが、アメリカやヨーロッパ圏だと時差が1日ずれる場合もあるので連絡を取るのがマレーシアほど気軽ではありません。
民族・文化
マレーシアは多民族国家の代表的な国の1つです。ブミトラ系マレー人、中華系マレー人、インド系マレー人と3つの主な民族が同じ国で生活していて、他国の方にもオープンな環境が整っています。民族間の衝突はほとんど無いですし、人種差別なども殆ど見られません。
親日な国とも知られるマレーシアなので、日本人にとっては友好的な方も多く見られます。多少の日本語を話せるマレー人も多いですし、日本人というだけで信頼してくれるのは嬉しいですね。今までマレーシアに住んできた在住歴先輩の日本人方が作り上げてくれたこの環境に感謝です。
マレーシアは日本と同じアジア圏で、カルチャーショックを受ける方はすごく少ないです。食べ物も日本人の口に合うものが多く、また日本食も手に入りやすい環境も整っています。今ではそこら中に日本食レストランも存在し、日本食品もスーパーなどで普通に売っています。マレーシア料理も日本人の口に馴染みやすい食事、また日本食と少し似ている食事も多いので安心です。
発展途上国とはいえど、東南アジアではシンガポールに次ぐ第2位のGDPを誇っていて、比較的住みやすい環境も整っているのもこのマレーシアが留学先に選ばれる理由の一つです。
コスト
マレーシアの物価の安さもマレーシアが人気の留学先の理由の1つです。マレーシアの平均的な物価は日本の約半分、生活費は日本より安くすみます。アメリカやヨーロッパの国々と比較すると物価の安さは歴然で、比較的手の届くコストで留学する事ができます。また、マレーシアは日本との距離も短いので、一時帰国の際のフライト代もアメリカやヨーロッパより安く一時帰国ができます。もちろん日本からの輸入された物を購入するとコストは高いですが、運搬費はそこまで高くないですし、普通に手に入ります。
一か月の生活費は人によって異なりますが、平均2000リンギ(50000-60000円)ほどで十分な生活ができます。学校寮に入ればもっと生活コストを抑えることもできます。
まとめて
このような利点がマレーシアが人気の留学先に選ばれる理由です。この比較的高い教育水準、そして距離やコストの面も大きな理由なのです。マレーシアは日本人にとっては住みやすい環境ですし、僕もそう感じています。次回はマレーシア・ジョホールバルが留学先に選ばれる理由に迫りたいと思います。
