Edu-Psy-REVIEW

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こんにちは。
いろんなものごとを,多少は専門的な観点から考えていくきっかけにするために始めました。
もし見てくれる人がいれば,動機づけが高くなるのでうれしいです。

Amebaでブログを始めよう!
こんにちは。

突然,ブログを再開することにしました。

とはいえ,ブログという位置づけよりも,読書メモという位置づけのほうが強いですが・・。

前回の書き込みから今までの間,人生においてさまざまな変化があり,いよいよ足場を固めて

がんばっていけそうな環境につくことができました。

そんな中で,さっき読み終わった下の本。

心理学と教育実践の間で/東京大学出版会
¥3,024
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かなり古い本で,初版は1998年。

つまり私が大学2年生だったころに出版された本ということになります。

当時はまだ教育や心理学について何も知らなかった時代ということにもなるわけです。

さて,出版されて16年経った現在の状況でこの本を読んでみても,内容的にはまったく

色あせていませんでした。

というよりも,当時の議論や問題が現在に至ってもそれほど変化していないということでもあるのだと

思います。

内容は,教育心理学を中心とした心理学者が,教育実践との間でどんなことをしていくべきか,

どんなことができるのか,さらには,そもそも何が問題になっているのか。これらの問題について

有名な4名の学者の論文と,それに対するこれまた有名な学者5名からのコメント,さらに,コメントを

受けての著者らの再コメントという構成でまとめられた本になります。

いずれの論考も大変考えさせられるものであり,かつ今の自分の立場からすれば,「ドキッ」とさせられる

指摘も随所になされているものでした。

こういう知的な刺激がたくさん得られる本って,実はあまり多くないんです。

同時に,著者たちの豊かな教養と,論のまとまりの良さと,指摘の鋭さと,さらにはそれにコメントする

ことができるということなど,自分の力量では,まだまだこのレベルには到底到達できていないという

気持ちにさせられた本でもあります。

そんな刺激満載の本ということで,内容にはあまり触れないようにして,この辺で終えようと思います。

ではでは。

こんにちは。


だいぶ間があいてしまいました。。


今、仕事の関係で韓国に滞在しています。


現在の職場では中国へ行くことのほうが多かったわけですが、今回は

韓国ということで、自分も一度も行ったことがない国だったのでラッキーでした。



さて、韓国の通貨はウォンです。


現在は円高の影響もあり、だいたい100円で1400ウォンに近い金額で両替

できます。


通常、両替する場合にはこのレートが表示されているので、自分の出した

自国の通貨(円)がどれくらいのウォンになるかが比較的わかりやすい

わけです。



しかしながら、韓国で生活していると、その逆のレート換算が非常に重要に

なります。


1400ウォンのものを購入すれば、「あ~これは100円なんだな」となりますが、

1000ウォンになると、これはいったいいくらくらいなんだろうと少し計算が

必要になります。


要は100円→1400ウォンなので、100÷1400をすればどれくらいの倍率で

掛け算すればよいかがわかるわけです。


この場合でいうと、まぁだいたい0.07倍くらいだなとわかります。


(実際には1400ウォンに満たないので、ちょっと多めに見て0.08倍くらいで

計算するようにしています)


1000ウォンの品物があれば、一つ桁を落として100円の0.8倍。 

つまり80円なんだとわかるわけです。



と、比較的簡単そうに書いていますが、実はこれがなかなか身につかない。


掛け算や割り算が得意な人はそうでもないでしょう。


でも、必ずしもそんな人ばかりではないので、まず最初の割り算の段階で

詰まってしまうわけです。



そうなってくると、面白い現象が起こってきます。


特に韓国のように、通貨の単位が大きいとこれは発生します。



実際に、こんなことがありました。


学生たちとバスに乗ってちょっと離れた町まで行くことになりました。


目的地のA町まで行くのに、直接バスで行くと7000ウォン。

B町で乗り継いで地下鉄で行くと5600ウォン。

ただし、地下鉄で行くと時間が余計にかかるという状況です。


ここで学生の意見が割れました。


めんどくさいから一気にバスで行こうという直行派。

高いから地下鉄で行こうという節約派。

(どっちでもいいという無気力派・・・)


で、結果的には節約派が勝利を収めました。



私はずっと黙ってその様子を見守っていました。


が、心の中では次のような感じになっていました。


・・・・・・

でもねぇ。。。


結局は1400ウォンの違いでしょ。 


それってつまり100円くらいの違いでしょ。


疲れるからバスで行こうよ!

・・・・・・



交渉が成立したあと、節約派の一人の女の子にその点を伝えたら、


「あ、そうか。 そんなもんなんだ。だったら・・・」


と、言っていましたが後の祭り。 すでに節約派の何人かがB町までの

チケットを購入している始末。


私はフォローするように


「まぁ、地下鉄に乗ってみるのもいい経験じゃない」


なんて心にもないことを伝え、やはり疲れて帰ってきました。

(しかも地下鉄では皆さっさと座り、私はずっと立っているという・・・・)



こんなことになったのも、通貨の単位が大きいせいでしょう。


7000ウォン!


って聞くと、


7000円!


が頭に浮かび、


「うわ。高い!」


って思うようです。


こういうのを心的会計っていいます。


一度買ったものを無くしたときに、もう一度買いたくないのも心的会計が

影響しています。



いずれにしても、ぱっと計算できるようにしといたほうがいいってことです。


ということで。



では。





















こんにちは。


昨日,夏の甲子園地方予選を見に行きました。


目的は本学に入学してもらいたい有望な選手の見定めです。

つまり,スカウト活動の一環というわけです。

(とはいえ,自分にはそんな権限はありません。ただの視察です。)


そんなことはさておき,試合を観戦しながら思ったことがあります。


それは,地域ごとの習慣の違いです。


全部で3点あります。


まず第一は,主将マークです。

これは,ここに赴任する前の県でもやってたことですが,キャプテンが

ユニフォームに主将マークを付けています。


最近はプロ野球でもそれをやる球団があるくらいですので,これは

そんなもんかということでいいと思います。


第二は,応援です。


もしかしたら東日本大震災のせいなのかもしれませんが,鳴りものが

太鼓のみの応援でした。


私の地元では吹奏楽部が登場して,演奏をつけた応援をしてくれました。

どんな曲をやってもらうのかを決めるのは,選手個々なので,それを

楽しみに練習していた時期もありました。

また,いわゆる応援団なるものが結成されて,学ランを着て暑い中

応援してくれました。


昨日見た感じでは,そういう感じはあまりなく,太鼓と声だけで応援している

ように見受けられました。

しかし,それはそれでロッテの応援みたいで,結構よかったです。


第三は,グランド整備の方法です。

正直,これが一番興味深かった。(と,同時にかなりマニアックです。)


5回が終了すると,スタンドにいる部員たちが登場して,グランド整備をする

ところは同じです。


しかし,その様子を見ていると,自分のときのやり方と全く違う。


見ていると,まずトンボ(整備をするT字型の道具)を持った選手たちが

三塁線にぞろぞろと並び始めます。


もうその時点で「一体何が始まるんだ?」と思ったくらいです。


で,ホームベース寄りの選手から順に一塁線と平行に整備し始めます。

一塁線に向かってちょっとずつ整備する方法です。(これはわかりにくい!)

つまり,後ろの人は前の人のお尻を左前に見ながら整備をしていきます。


順番にやるもんだから,3塁付近にいる人たちは前の人が動き始めるまで

ボーっとしています。


無事,最後の人が整備を終えたところで終了となるわけです。


うーん,これは効率的なのかなぁ・・・。


ちなみに我々のときは,各自が適当に散らばって整備をしていました。


いずれにしても,整備が終わってグランドがきれいになるわけなので,

やり方自体はどんなんでもいいわけです。


でも,ちょっと興味深かったので話題にしてみました。



では。




こんにちは。


だいぶ暑苦しくなってきました。

職場はともかく,自宅ではエアコンをつけない運動を実施中です。


論語物語を読みました。

論語物語 (講談社学術文庫 493)/下村 湖人
¥1,050
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これは,著者の下村湖人さんが論語をベースに書きあげた孔子の物語です。


記憶になかったですが,下村さんは『次郎物語』の著者でもあります。


内容は論語に登場する数々の話に基づき,物語風にその意味を理解していくと

いう趣向になっています。


それぞれの話ごとに,ベースとなる論語の内容が最初に書かれ,どういう流れで

そういう内容になったのかというのが,とてもわかりやすい物語として説明されて

います。


すごいのは,一つの論語がベースになっているだけでなく,それぞれの話の

ところどころに,いろんなところから引っ張ってきた論語の内容が用いられて

いるところです。



ちょっとわかりにくいので,日本風に置き換えて考えてみます。


たとえば,今流行りのAKB48がいます。

(ちなみに私はAKB48のファンでもなんでもありません)



実際には何人のメンバーがいるのかよく知りませんが,メインの何人かの

ことを本で紹介したいと考えたとします。


この前,選挙で1位になった前田敦子を紹介するため,AKBの今までの

シングルから,その歌詞の一部を引っ張ってきて,それをつなげて物語に

します。


それによって,前田の人となりを表現する。


次に,大島について,同様にシングルから歌詞の一部を引っ張ってきて

物語を作る。


それによって,大島の・・・(以下同文)


という感じです。

(何度も言いますが,べつに私はファンではありませんし,シングルがいくつ

あるのかも知りません。いわんや,タイトルなど・・・)


つまり,論語の所々で登場する話をつなぎ合わせて一つの物語を作る。

それによって,孔子の思想や,門人たちの様子などを表現するという形に

なっている本です。


ばらばらに散らばった論語の内容のうち,どの部分をどこに引っ張ってきて

物語に織り込むかということは,論語のことを本当に理解していないとできない

ことだと思うので,そういう意味ですごいということです。


話の長さが後ろに行くほど徐々に長くなっていくようなスタイルとなっていて,

最後は「泰山に立ちて」のタイトルのもと,論語の中でもかなり有名な


 「子いわく,吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。

 五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に

 従えども矩をこえずと。」-為政篇-


に基づいた話で締めくくられています。


孔子の思想や雰囲気をつかむにはうってつけの入門書だと思います。


興味のある方はぜひ!



では。


こんにちは。


相変わらず,自分が担任している留学生に日本昔話を朗読させています。


彼の持ってくる昔話の本は,中国で出版されたものらしく,日本語で書かれた

昔話の後ろに中国語で訳が載っているというものです。

漢字にはルビが振ってあり,日本語が不得手な留学生でも読み切ることが

できる仕組みとなっています。

(たまに読み仮名が全然間違っていたりしますが・・。その辺は御愛嬌という

ことで。)



毎回その中から,有名な昔話をピックアップして読ませています。


先日,「鶴の恩返し」を読みました。


彼の読む話を聞いていて,あらためて「ふーん,そんな話だったかね~」と

こちらが勉強になることも多いです。


たとえば「鶴の恩返し」の場合,「ぜったいに見ないでください」という約束を

破ってしまって,ひどいことになったというイメージがありました。

だから,約束を破ってはいけないという道徳的なメッセージの込められた

話なんだろうと思っていたわけです。


ところが,この前読んでもらった鶴の恩返しでは,ぜんぜんそんなことは

なかったわけです。


確かにおばあさんは娘との約束を破ってのぞいてしまいます。


見られた娘(鶴)は,「見られてしまったので,もうここにはいられません」と

言い,鶴となって飛び立っていきます。


でも,そのあとどうなったのかについては,あんまり記憶がなかったのです。


話を聞いてると,「おじいさんとおばあさんは鶴の織った布を売って幸せに

暮らしましたとさ」となっています。


そうだったかな~?


という感じで,勉強になることが多くて面白いです。



今日もそろそろ留学生がやってくる時間です。


今回のメニューは「かぐや姫」です。


さて,新たな発見はあるかな~?


では。