新年度が始まり3週間。新たなクラスや友達,慣れない環境に疲れが出てきた〜というお子さんもいるかもしれませんね。
この時期,子供は熱をあげたり風邪をひいたりしやすくなります。子供にとって,環境が変わることは相当なストレスになっているんですね。
子どもがストレスを抱えるのと同じように,親御さんも子育てのストレスを溜めやすくなっているんです。子育ての心配の種はいろいろ。中でも,お子さんが環境に慣れていけるだろうか,友達と上手く生活していけるだろうか,という「環境適応」に関する不安がこの時期は最も強くなります。心の疲れは,体の変調となって表れてきます。私の場合,身体がむくんだり,吹出物が増えたり,体の表面に表れます。最近では花粉症とのダブルパンチで本当に辛いです(涙)。
親御さんのストレスをお子さんは鋭くキャッチしているってご存知でしたか。親御さんが疲れていたり元気がなかったりすると,お子さんにも「伝染」してしまうことがあるんです。1年で一番忙しいこの時期に,ぐずったり体調を崩したりされてしまうと,それこそ辛い新年度スタートになっちゃいますよね。そこで,ちょっぴり子育てのストレスを解消しませんか。ストレス解消にはちょっとしたコツがありますので,ご紹介します。
1 帰宅後のお子さんの表情を注意深くチェック
まず,幼稚園や学校から(もしくは親御さんの仕事が終わって)戻ってきたお子さんの表情を注意深く観察してみましょう。初めに「おかえり〜(ただいま〜)」の言葉かけを。声に張りがあればOK。お子さんとのアイコンタクトも忘れずに。環境に適応していることがお子さんなら,自らその日の出来事を話しかけてきたり,好きな遊びに夢中になったりしていることでしょう。一方,ストレスを抱えている場合は,元気がありませんし,自ら話そうとはしません。逆に,変にテンションが高くなっていることもあります。これは,新しい環境に馴染めず,思い通りに生活できなかったストレスを帰宅後に発散しようとするものです。
2 お子さんのストレスを理解し,一緒に発散してあげる
こんな時,不安を解消しようとして,ついつい「頑張れ!」とか「大丈夫!」と声をかけがちですが,これは逆効果。励ましどころかお子さんにとってストレスを増幅させています。子供は話をしてストレスを解消する力を持っていません。言葉以外の方法,例えば乱暴になる,いたずらや意地悪をするなど,望ましくない行動をすることで,解消しようとする傾向にあります。男の子なら,戦いごっこをしたり,物を投げたり叩いたりするかもしれません。女の子なら,何かになりきって演じてみたりするかもしれません。そこで,親御さんがひと肌脱いでお子さんのストレス発散に協力しちゃいましょう。戦いの相手になったり,一緒に大声を出したり,演技の相手をしてあげたりする。これをやるだけでも,その日のストレスが自然に発散されますよ。
3 お子さんと一緒の時間を確保する
親御さんがお仕事をしているなら,お子さんとの時間を生み出すのは大変でしょう。そこで,楽しく時間を生み出してみませんか。
私がよくやるのが,「鍋パーティー」「逆お手伝い券」です。時間の無い時,ついつい外食に頼りがちですが,家族みんなで鍋を囲むのはいいですよ。電気式の鍋があれば,テーブルで調理をしながら食事が出来ますし,子供とのコミュニケーションを弾みます。もちろん土鍋でも大丈夫。準備や後片付けも簡単ですから時間短縮にもなります。マイエプロンを用意してあげてシェフ気分を味わわせるのもいいでしょう。「逆お手伝い券」とは,親御さんが忙しい時にこの券をお子さんに渡して手伝ってもらうもの。本当の意味は,お手伝いをしながら話のキッカケ,お子さんの本音を引き出すことです。洗い物でも洗濯物の取り込みでもなんでもOK。1日1回,10分で十分です。お子さんとしっかり向き合いましょう。家族が本音で話し合えることが,いちばんのストレス発散ですよ。手伝ってもらったら,たっぷりのお礼(の言葉やハグ)を忘れずに。
お子さんのストレスは簡単に解消しないかもしれません。根本的な問題の解決には時間のかかることが多いものです。今大切な事は,ストレスと向き合い上手に付き合うことが必要なんだということを,行動で教えてあげることです。
親御さんはこれまでたくさんの困難やストレスを乗り越えてきた「人生の先輩」,楽しく解消できることを教えてあげましょう。
