こんばんは、江戸すずめです。
先週末は、
友人と旧東海道の一部を歩いてきました
以下、長文ですので
お時間のあるときにどうぞ~
企画したのは友人・姫ちゃん(仮称)。
学生時代からの友達であり、
山友でもあります
彼女は、
職場の登山部の先輩たちと一緒に
昨年から月に一度、東海道五十三次を
歩いて京都を目指していまして、
面白そう~!
私もどこか歩いてみたいなぁ
と言っていたら
連れて行ってもらえることになりました。
今回歩いたのは
池鯉鮒宿(愛知県知立市)から
宮宿(愛知県名古屋市)までの約20キロ
見どころも多いし、
歴史好きなすずめちゃんなら
楽しんでもらえる区間だと思うの
という、
姫ちゃんの真心チョイスです
嬉しい~っ!
7:30、新幹線に乗り込み、
名古屋に向けて出発進行~
名古屋駅で名鉄に乗り換えて
9:30頃、知立駅からスタートです!
秋晴れのさわやかな朝で、
暑くもなく寒くもなく
絶好のウォーキング日和でした
池鯉鮒宿
池鯉鮒宿(ちりふしゅく)は
東海道39番目の宿場です。
知立神社は
重要文化財の多宝塔が有名だそうですが、
ワタシは
鯉のかたちの噴水に釘付けでした(笑)
池鯉鮒という地名の由来になった池らしい
ふつうの住宅地や国道沿いを歩き、
11:10頃、三河国と尾張国の境界である
境川を渡って進みます~
途中、
桶狭間古戦場に立ち寄りました。
今川義元のお墓がありました!
ボランティアガイドさんがいらして、
ざっくりと桶狭間の戦いの
概要を解説をしてくださいました。
なかなか面白かったです!
有松
お腹がぐーぐー鳴り出した頃、
有松(ありまつ)の町に到着です。
町並みの雰囲気がよくて
お気に入りになりました~
ここは「有松絞り」が有名で、
格子窓にお揃いの暖簾がかけられています。
13:00過ぎ、
寿限無茶屋さんでうどんをいただいて…
しっかりコシのあるおうどんでした
有松・鳴海絞会館では、
雪花絞りの手ぬぐいを買っちゃいました
絞り染めは、一般的に
布の一部を糸などでくくってから染めて
模様を作り出すものですが、
有松絞りのすごいところは、
ひとりの職人さんがひとつの模様の
絞りしかつくらないこと。
生涯でひとつの模様を極めるって
すごくないですか??
こういう手仕事にめっぽう弱いワタシ…
有松絞り、いいなぁ~
浴衣くらいなら買えるかな?
と、染められた布を
見るだけでもわくわくしました
今回は歩くことがメインなので
ゆっくりは出来なかったけど、
次に訪れるときは絞り体験なども
ぜひしてみたいですね~
鳴海宿
さらに進んで14:30頃、
鳴海宿(なるみしゅく)に到着です。
街中には、
高札場が復元されていたり、
常夜燈が残されたりしていました。
榎の老木が貫録たっぷりの
笠寺一里塚も
雰囲気満点で良かったです
でも、
このあたりからワタシは
ふくらはぎがかなり張ってきて、
あちこちに疲れが出てきました
なので
写真もほぼ撮らなくなりましたが…
姫ちゃんの先輩たちは超健脚で
疲れている様子もなく、
すたすた歩いていました
宮宿
この日ラストの宿場は、
熱田神宮の門前町として栄えた
宮宿(みやじゅく)です。
桑名宿への渡し場である
「七里の渡し」をゴールとしました!
17:00過ぎ、
ちょうど日が暮れてライトアップもいい感じ
熱田神宮にも参拝してきました~
すでに真っ暗で
まわりはよく見えませんでしたけど、
さすが神宮というか
厳かな空気が漂っていました。
大河ドラマ大好きの姫ちゃんは
歴史にもかなり詳しくて
源頼朝のお母さんは
熱田神宮の宮司の娘だったんだよ~
とか、
三種の神器の草薙剣って
壇ノ浦の戦いで
見つからなかったんじゃないっけ?
とかとか、
豆知識を披露してくれました
で。
最後は あつた蓬莱軒さんで
本場のひつまぶしをいただいて、
歩き旅を締めくくりました
ペロリと完食!美味しかった~!!
20:29名古屋発のひかりで
帰途につきました
帰宅して見た万歩計では、
歩数 49,548歩
歩行距離 31.1キロ
消費カロリー 1455
となっていました
自己最高記録かもしれません~
1日中ほぼ歩き通しだったので
かなり疲れましたけど、
とっっっても楽しかったです~
定年退職したら五十三次すべてを
通しで歩いてみたいな!
【メモ】
こちらの本を参考にして歩きました!
宿場やルートの解説のほか、間違いやすそうなポイントやコンビニなども網羅されていて便利でした