こんばんは、江戸すずめです。
春爛漫~
年度末なのですが…
奇跡的に仕事が忙しくないこともあり、
2時間ほど早退して行ってきました
東京国立近代美術館
没後50年 鏑木清方展
鏑木清方って
端正な美人画の画家さんっていう
イメージだったんですけど…
明治時代の風俗なんかも
とても丁寧に描いていて意外でした
個人的にすごいなぁと思って
鳥肌ものだったのが、
軒先のすだれの向こうに
うっすらみえる生活道具が
しっかりかかれていたり、
夏がテーマの作品は
夏着物の生地の透け感が
雪の降る日を描いたものは
冷たくてほんのり赤くなった指先まで…
温度や質感や生活感までが
ありありと伝わってきたこと!!
どれもこれも
とってもすばらしかった
それに展示の途中で
ご本人のインタビュー映像があって…
私は戦(いくさ)の絵はかきません
戦争中は意地になって
美人画ばかりを描いていました
というようなことを
言ってたのがとても印象的でしたね。
良い意味で予想を裏切られた
とてもすてきな展覧会でした~
東京近郊の方は
皇居周辺のお花見ついでに、
関西にお住まいの方は
5月下旬から京都展もあるので
ぜひお出かけしてみてください
ちなみに、今回の美術館土産はこちら
展示作品の着物柄からデザインを起こした
手ぬぐいがめっちゃ好みでした
【メモ】
没後50年 鏑木清方展
東京展は5月8日までです。
5月27日からは京都国立近代美術館でも
開催されますよ~