2021.4.21伊豆大島近海で地震が起きています。
20:46(M3.0)、20:55(M3.1)、21:29(M4.3)、22:07(M3.2)
海上保安庁の報告書に東伊豆の海底火山について書かれたものがありました。
現在起きている震源地と、報告書の図5の断層に引きずられた割れ目が一致していました。引っ張られる方向が違う割れ目が交差している点が今回の震源地のように見えます。このエリアは海底火山がたくさんあります。
(Hi-net画像と比較してみました)
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr27/rhr27-03.pdf
上記リンク元(水路部研究報告第27号平成 3年 3月30日 「東伊豆沖海底地形と手石海丘周辺の地質構造」 )より一部抜粋します
---これらの火山体の配列方向は,フィリピン海プレートの沈み込みに伴い形成され た北西一南東方向の走向をもっ右横ずれ断層とよく一致している(第 5図)。つまり,伊豆半島東方沖では過 去数万年以降現在まで,プレートの沈み込みに伴い同様な右ずれ断層が形成きれ続け,この断層及びそれに伴うフィッシャーに沿って海底火山噴火が繰り返し起こってきたと考えられる。
1989年に海底噴火した手石海丘(ていしかいきゅう)は本日の震源地より北側にありますが、今回もこのような噴火の前兆なのでしょうか。大きな被害にならないように祈るばかりです。
(下記ウイキペディア「手石海丘」より抜粋)
---1989年6月に伊東市沖では群発地震を観測。7月9日にはM5.5の地震を観測するに至った。この頃には、伊東市周辺の井戸の水位や温泉の湧出量、地表面の変位が観測されている。7月11日からは火山性微動が観測され、気象庁は噴火の危険性が高いと発表、伊東市内には伊豆東部火山群が広範囲に分布しているので、どこで噴火がおきてもおかしくないと報道され、伊東市民がパニック状態に陥る中、7月13日18時33分に海底噴火が発生、翌月末まで活動を続けた。その後、水面下81mの海底で火口の直径200mの火山が形成されていることが確認された。噴火のメカニズムは周囲の火山同様、海底堆積層への玄武岩質マグマの貫入によるマグマ水蒸気爆発と考えられている。
