新聞奨学生として来日したミャンマーの若者が落とした高額の現金がちゃんと戻ってきたそうだ。
落とし主のミュジャさんは「日本人は拾った物を必ず届けると聞いていたが、これほど高額でも戻ってくるとは。本当に驚いた」とコメントしている。
この現金は、郷里で農業を営むお父さんが田んぼを半分売って工面してくれた留学費用だったとのこと。そんなんで落とした当初はパニックになったそうだが、新聞販売所の所長さんが「駅の切符売り場で電子マネーの入金をした時に落としたのでは」と機転を利かせ、駅に電話したところあっさり見つかったとのこと。拾った人は名乗らず、謝礼もいらないよと言って去って行ったそうだ。
オリンピック招致の際、滝クリは「もし皆様が東京で何かをなくしたならば、ほぼ確実にそれは戻ってきます。例え現金でも。」とスピーチしたが、それを裏付けるニュースがあったことを嬉しく思う。
まさに「御天道様はみている」だね。