サイパンのハイアットは古さを感じるけど、良い雰囲気だったと思う。
ベランダからの海の眺めが、美しい。
夕方には化粧の濃い外国人女性たちから「おっぱいあるよ。ちんちんマッサージ。」「まじめマッサージよ。」と声をかけられる。
この頃には中国から入国を断っていたので、サイパンでは観光客の7割を占めた中国人がいなくなり、2月から急激に観光客が減り、韓国人と日本人だけになったらしい。
そんな静かで怪しい街中に不釣り合いな巨大な宮殿がある。
建設中のカジノパレスホテル。
カジノは、もう営業している。
マカオで良く似たカジノホテルを見たので、ガイドさんに聞いたら、香港資本なので、おそらくマカオのホテルと同系列でしょう。との事。
5年前に開業しているはずだったが、台風災害があった事と、建設作業員が確保出来ずに、今年中の完成を目指しているらしい。
もし完成しても、働き手の確保が出来ないだろうと言われている。
と言うのも、サイパンはアメリカの自治領になったため移民政策に対してトランプ政権になってから厳しく、外国から働き手を呼べない。
これはサイパンの特殊な生活スタイルで、サイパン人の多くは働かずに社会保障費で生活をする。
医療費もタダ。教育費も短大までタダで優秀な人ややる気のある人たちはアメリカ本土の大学に編入し、そのまま本土で就職するため、サイパンには、のんびりした人だけ取り残される。
人口5万人ほどの小さな島で、街と呼べるほど街は無く、集落とリゾートホテルだけの島で、毎日何もせずにボーッと暮らす。
仕事は出稼ぎや移民の日本人や中国人や韓国人やフィリピン人が働いている。
そんな海外からの出稼ぎ労働者も受け入れられなくなるのでサイパンは政策に苦慮しているらしい。
サイパン人が働けば良い。と思うかもしれないが、サイパン人は働かない。と言う習慣があるので、なかなか直しようが無い。
アメリカ政府としてもグアム、サイパンがある事で太平洋の経済水域の多くを獲得出来る事と、何かと火種だらけの東アジアの軍事拠点として残しておきたい。
社会保障費が嵩もうと保有したいのだろう。





