サイパン島内観光に行ってみた。
スーサイドクリフやバンザイクリフ。防空壕を見学。
慰霊碑もあった。

ここは30年以上も日本が統治し、日本人が最盛期では3万人ほどが生活し、さとうきびの生産で経済的にも潤っていたようだ。
現地の医療費や教育費、道路や飲料水の整備など、現地の人たちとも仲良くやってらしく、今となってはアメリカ領のため大々的には言えなくなったが、今でもサイパン人の多くは日本人に好意的なようだ。

ここサイパンは軍事拠点と重要だったため、泥沼化した戦地だった。
日本軍もアメリカ軍も次々と兵隊を送り込んだ。
アメリカ軍は絨毯爆撃を行い、現地人や日本の女性子供など非戦闘民も含め多くの犠牲が出した。
両国の被害は甚大だっただろうが正確な死者数は分からず、アメリカ人はわずかながら日本兵や日本の民間人を捕虜にして戦後には返したそうだが、その人数も分からず、アメリカ側の被害も甚大だった事を考えると捕虜の多くは殺されたのが実情だろう。
アメリカはサイパンを占領した後は、ここを拠点に日本本土にB29を飛ばし、非戦闘民の民間人を標的に無差別的に空襲を開始した。数百万人の民間人が殺された。

バンザイクリフでは主に日本の民間人が飛び込み自殺した。アメリカ軍が残した貴重な映像もある。
これは、アメリカメモリアルパーク内で、映像を見る事が出来る。

崖の下は海なので、高さがあるとは言え、本当に一撃で死ねるかガイドさんに聞いてみたら、多くの人は、すぐに死ねず、波に打ちつけられながら、だんだん死んだ。海が血で染まり血の匂いを嗅ぎつけたサメに食べられたりもした。アメリカ軍は助けに行き、海から引き揚げて助けた人もいる。としている。と言っていた。
たくさんの慰霊碑が立つ。

スーサイドクリフでは、追い詰められた日本兵が飛び降り自殺をした。
高さがあり下は地面なので助かった人はいない。
こちらは地面の側に慰霊碑がある。
旧日本軍の戦車も集めて展示している。

韓国人の慰霊碑もあった。韓国人慰安婦がいた記録は無いが、韓国人兵士を日本軍に参加させていた記録があるのだろう。

崖や景色も自然の造形美として、ただ美しい場所も、歴史を知ると、複雑な景色にすら感じる。




慰霊碑の近くにノニの木があった。
実が落ちている。
ビタミンやミネラルが豊富で身体に良いと信じられている。
硬い実は大丈夫だけど、熟すと柔らかく、臭い。
私の印象では、人間の脂肪の匂いだと思った。へそゴマとか、そんな感じの匂い、

このまま食べる習慣は無いが、免税店なので加工品を健康食品や石鹸としてお土産で売っている。意外と高価。アメリカ本土でも取れるが、サイパン産の方が上等とされている。



マリア観音像が立っていた。
宗教の関係の無い慰霊碑との事だが、これって江戸時代に隠れキリシタンがマリア像を仏像のように作って拝んだもので、つまるところキリスト教の像だよな。
と思った。




その後は、サイパンの景色を、いろいろ探索。

半日ほどの観光で、3000円ほど。
サイパンが初めてだと、とても良いコースだと思う。