- 前ページ
- 次ページ
ある日沖田が江戸の町を見回りしていると、信じられない者を見てしまった。
それは真選組として殉職した、伊東鴨太郎であった。
(!?なぜこんなところに鴨太郎が・・)
沖田は後を着けた。
鴨太郎は、江戸の変わり者の発明家 平賀源外の家に入っていった。
家は高い塀でかこまれていた。
いきなり大きな音が鳴り、銃弾が足元近くにうちこまれた。
「なにしてるアルカ?」
「チャイナ?!」
「酢昆布買いに町に出たら、お前が深刻な顔して歩いていたアル」
「ちょっと気になって後着けたアルよ」
「ちょうどいい、今死んだはずの鴨太郎がこの屋敷に入っていったんでさァ」
「鴨ってあのネギしょった鴨アルか」
「・・・・・・そんなわけあるかィ」
「冗談アルよ」
「お前と漫才やってる暇はありやせんぜ?」
「お前のジャンプ力ならこの塀乗り越えられるはずでィ」
「中ちょこっと見てきてくれないかィ?」
「報酬はなにアルか」
「酢昆布10箱」
「足りないアルよ、いきなり銃弾がとんでくる家アルよ」
「わかった鴨鍋もつけるぜィ」
「行ってくるアルよ」
「行くんかィ!」
神楽は一瞬にして高く舞い、塀の中に入っていった。
神楽はなかなか戻ってこなかった。
とりあえず近藤さんに報告しなくてはならない。
真選組詰め所に戻り、全員に今日の事をつげた。
一同騒然となった。
そこに神楽が傷だらけで戻ってきた。
「チャイナ!」
「大丈夫じゃないアルよ。エレキテルテルとかいう電気光線にやられたアルよ。」
「鴨鍋にはネギいっぱい入れてもらうアルよ」
「あいつは鴨太郎じゃないアルよ」
「果たし状わたされたアルよ」
そこには、
真選組諸君、弟が世話になったね。私は、双子の兄 伊東鷹久である。
小さいころから、鴨太郎にはすべて負けて育ったよ。
弟がしでかした事は知っている。
別にこれは弔い合戦ではない。
真選組とくに、沖田総悟 君に勝てば弟を超えられるからだよ。
一度も勝てないまま、弟は逝ってしまった。
沖田君。君に決闘を申しこむ。
断れば 真選組詰所に平賀源外先生の発明した核弾頭ミサイルを撃ちこませてもらうよ
まあ半径10キロメートルは塵ものこらないよ。
じゃあ、明日ニイタカヤマにごご3時に。 沖田君一人でくるのだよ?
ククッと沖田は高らかに笑う
「面白いじゃないですかィ」
「総悟、油断だけはするなよ。どんな武器を使ってくるか・・」
「近藤さん、武器に頼る者の最後は己の武器に魂を乗っ取られちまうんでさァ」
「 真選組という信念をもっていれば、体はなくなっても負けはしねェ・・」
ー決闘当日 ニイタカヤマー
「沖田君・・・・よく来たな。」
そこには目を見張る光景があった。
「てめェ・・・・卑怯じゃねェかィ?」
鷹久は、ざっと100人はいるだろう、敵を引き連れていた。
「沖田君・・私は君を超えようなどとは思っていないよ。
ただ・・君を潰すだけさ。」
総悟は不敵な笑みをうかべる
「それで俺に勝ったつもりですかィ?」
「なっ!?」
「じゃあいかしてもらいやすぜ」
ザンッ ザン・・
沖田は目の前の敵をすさまじい速さで斬って行く・・
「馬鹿な・・」
そう吹いてしまうほど
沖田は鬼のような強さ・・・・ いや、それ以上だった
100人斬りはあっというまのように思えた。
「さいなら」
そう言って鷹久を沖田は斬りつけるのだった。
ー完ー

