今日は2月22日、皆さんご存知「猫の日」ですね。

そんな中、我々は今日も神保町の麺業会館に集結し、蕎麦打ちの猫の手で研鑽に努めるのでした。猫黒猫三毛猫

 

今日のそば粉は幌加内産ほろみのりです。最初から二八で袋詰されていると、粉分け作業が不要なので助かります。

 

そして今日も体を温めてくれるコーヒーが嬉しい。

 

温かい珈琲にはお茶菓子。提供いただいた方、ありがとうございます!

 

さて、すっかり高齢、いや恒例となったチーム対抗試食打ちのチーム発表です。今日は鵜の一門合同研鑽会と日程が重なり人数も少ないので、各6名の2チーム構成です。

 

今回は少し趣向を変えて、時間ではなく工程ごとにメンバー交代する試み。ただ、目標時間は片付けまでで40分というのは変わらず。

 

一人目:第一加水

二人目:第二加水(手水)

三人目:練り、くくり

四人目:鏡だし

五人目:丸出し

六人目:四つだし

七人目:肉分け幅だし

八人目:本延し

九人目:切り前半半分

十人目:切り後半半分

片付けは全員で

 

審査員は岩田さん。

 

岩崎さんからルールの説明

 

そして、スタート!

手前がAチーム、奥がBチーム。

 

田中名人の水回し。「散らすのはうどんのアオリ、蕎麦は散らさないの」 考えてみると、解説しながらというのは余裕がないとできないですね😅

 

 

 

                  「真下に力を加えるの」

 

山田さん、一ノ瀬さんを麺棒でしごいているわけではなく、次の丸出しの準備をしているだけです。

 

 

山田さんの丸出し。いつも安定して丸いです。

 

 

岩田さん、審査員と選手の二刀流

 

塩田さん、お久しぶりですがさすがの安定感

 

一周まわって再び田中名人

 

どんな四つ出しからでもきれいな形にしてしまうのはさすがです。(当然厚みも一定)

 

 

そしてわたくし森田の延し、たたみ。

「打ち粉を撒く位置が高い!」と怒られているところ。

低く、均一に、速く、必要な所だけ、というのは難しい。。

 

 

 

 

 

試合終了~!

両チームほぼ同時に終了しましたが、時間は48分とオーバー。

クズと打ち粉の量にも注目。

 

Aチーム 後半の切りがちょっと太めか

 

Bチーム 最後まで割と均等な幅で完成

 

結果はBチームの勝利でした。

 

■午前2組目

(私が買い物に行って岩崎さんは打ってるので写真少なめですみません)

 

「この時点でもう肉を均等にして丸くしておくんです」

「あ~なるほど!」

 

 

 

 

■お待ちかね、昼のまかない

まだまだ寒い事と前回評判でもあったので、メニューの1つは釜揚げ蕎麦です。

 

せいろ蕎麦は、塩田さんが胡桃の差し入れをくださるということで、つけだれを胡桃つゆにします。

 

SDGsを重視する鵜の会は、丼各自持参します。いろいろ種類があって個性が出ますね。

 

釜揚げ蕎麦

具材はひき割り納豆、ネギ、海苔で、そば湯の汁につゆを入れて食べます。考えてみると納豆汁はおいしいので、これも予想以上においしく体も温まり最高!

ちなみに温蕎麦は太めでもおいしいです。

 

こちらは胡桃つゆのせいろ。こちらも好評

レシピは、胡桃、味噌、砂糖とつゆのブレンド。

 

「この器の方~」「はーい」

 

箸が止まりません

 

岩崎さんから今後のイベント等の説明

 

■午後1組目

 

塩田さん

 

私、森田 

 

松崎さん

 

一ノ瀬さん 塩田さんはクズをチェックしているのかな?

 

鈴木さん 

 

松田さん

 

■午後2組目

岩崎さん、人見さんの30分一本勝負!(人見さんは鵜の一門・3段認定会の練習)

 

最後までほぼ互角のペース。

 

終了は人見さんが一歩リード。これなら1ヶ月後の認定会も大丈夫でしょう!

 

 

■おまけ

以前撮影したものですが、ザルに残った蕎麦を集めて食べきるワザです。ポイントは、蕎麦が浮くように叩くこと。これができないと鵜の一門の3段に認定されません(うそ)。

 

 

ではまた来月お会いしましょう!

 

 

最後は猫の日にちなんで「しん板猫のそばや」でお別れです。

「いそがしい」(左の猫) 右はまさに猫の手ですね