おまたせ!原弘産マニア 潜入レポート その2 | エド金融道 (息子が「めしが食える大人になる」編)

おまたせ!原弘産マニア 潜入レポート その2

【重要なお願い】

そもそも、説明会の内容をここで公開していいのかどうか、迷いました。

また、原社長の話の内容自体、書面として残っていないので、私の聞き間違えや主観などが入ることによって、風説の流布とも言われ可能性もありますね・・・そんなつもりは全くありません。


そこで、正しくない情報も含まれているかもしれないと言う前提でお読みください。(私は多々、間違ったことをいいます)


また、ここの内容をコピーペーストするようなことは絶対にしないでください。(情報が広まってしまった場合、誤った情報があった場合、その旨を正すことが出来ないからです。)


本当なら、面倒なことを避ける為にこんなこと掲載すべきではないかもしれませんが、少しでも機関投資家との情報格差をなくす為に、まとめることとしました。


この私の意図がご理解頂けない場合、もしくはどこかから警告があった場合は、記事を削除、もしくは、このブログを閉鎖することになります。

よろしく御願い致します。


●風力発電
風力発電については、すでに200億の受注残(契約済み)がある。しかし、生産力、補助金の支払いの関係上、第21期の見込みは50億円。再来年は400億を見込む。前期の台湾分は、22機中8機納入済み。
今期は、中国、オランダ、日本に製造拠点を整える準備が出来た。オランダは生産効率が悪いので、今期は新設事務所にて年間40~50機の生産能力を持たせる。中国の合弁会社は、明日、中国に渡り登記を行う予定。その後、3ヶ所で入札を行う予定。結果は5月末に発表できるのではないかと思う。はじめは当社がライセンスを貸し出し入札、その後、合弁会社で製造に入る。資本金は前回の発表より多い1億1千万元(約17億)となる予定。その後も20億円程度の投資が必要と考えている。今年中に20機、来年60機、再来年180機を納入できれば良いと、中国側と話はしている(1機2億)その他、インド、北米での引き合いがある。カナダでは、パートナーとなる企業もあり、その会社の社長が明日からオランダの制作現場を見学することになっている。
風車の営業体制は、すべて自前(商社は使わない)。販売だけでなく製造を手がけるので、利益率は20%無いと話にならないでしょう。
一番心配なのは、製造責任の部分。当社のマンションには自信があるが、風車は参入したばかりなので慎重にならざる終えない。本日、室蘭に2機(JSW製)の風車が到着した。ここで2月までテストして問題なければ、島根の52億円分の案件を進める。
オランダでの3MWのオフショア(海上)風力発電機の開発がうまくいけば、日本発の海上風力発電を考えている。当面は開発の為の投資となる。
中国市場は、計算上1万4千機の風車が必要となる。その10%のシェアを狙いたい。現在、中国には風力発電機メーカーは3社しかない。よってその数字は可能ではないかと考えている。ただし、当面、中国での入札案件は10機程度の小さなプロジェクトの落札を進める。本格参入は2~3年後を考えている。(中国側のパートナー、ショウさん(決算資料の写真で握手している人?)は、中国共産党の有力者。良い信頼関係を持っている)

■第22期 子会社別業績予想
社名/売上/経常利益/当期純利益
(株)エストラスト/15億/1億/0.7億
住吉重工業(株)/10億/1億/0.6億
Harakosan Europe B.V/10億/0.5億/0.2億
ベツダイグループ/14億/1億/0.5億
※ベツダイ(株)と別大コミュニティー(株)は合併してベツダイグループとする予定。原弘産の大分支店的な位置づけ。
(株)ライフサービス 0.1億/-1億
※立ち上がるのが年末になる為、売上の寄与はほとんどないと考えている。関東に3棟。6月に1棟、7月に1棟の予定。合計300床を予定している。
(株)原弘産PFIインベスティメント/0.2億/0億
※今期はコンサルティングフィーのみ見込む。現在、山口県、大阪府に提案中。コストは担当者の出張費位。


■組織改革
東京本部を設置し、環境事業を強化。商社、大手メーカー等からヘッドハンティング。少数精鋭で事業を進める。たくさん人を雇うつもりはない。自分の健康状態にもしものことがあっても大丈夫なような組織がすでに構築されている。

■東証一部
すでに野村證券に審査を御願いしている。承認待ちの状態。問題は時価総額500億円。今日の株価ですとぎりぎりのところですか(笑)

■ファイナンス
新株予約権の残り1万株を使って、今後の投資を進める。それ以外のファイナンスは、当面必要ない。


■アイスクリーム事業(食品)
原社長が個人的に、特許を購入。卵を使わない、大豆のヘルシーアイス。アイスの市場は3500億円ほどあるとのこと。月間500万個売れると年間300億円の売上となる。大手商社が興味を持って接触してきている。(本日の説明会でも配られた。食べてみた。確かにアイスクリーム。普通のアイスよりもさっぱりしている。)まだ、事業化するとは考えていないので、皆様の感想を聞きたいとのこと。


だいたい、以上のような感じですかね?
兎に角、中期計画の数字の根拠について、自信を持って原社長はお話になっておられました。新しい話だと、吉祥寺の案件でしょうか?1億でも買えない物件のようですが・・・是非、原弘産の株価が上がったら頭金にして買いたいと思います。って、それでも無理か・・・それから、風車・マンションについても受注残の具体的な数字が出ました。これで(本当なら)、中期計画の実現性が裏づけされたと思います。

さて、個人的に一番のサプライズは、アイスでした。
おれっち、昔、とある大手菓子メーカー(の子会社)相手にホームページを使ったマーケティングコンサルをしていましたが、そこの人は言ってました。この少子化の時代、子供向けのお菓子から、高齢者向けのお菓子にシフトしないと生残れない。このアイス、案外いけるのではないでしょうか?是非、事業化してもらいたいものです。原社長、このブログ読まれたらご連絡ください。量産してもらえるように、大手製菓(冷菓)メーカーをご紹介させて頂きます。


以上、レポートでした。

投資は自己責任で。

また、情報の信憑性の確認も自己責任でお願い致します。
とはいいつつも、間違えがあったら、その都度、修正して報告させていただきます。