こんにちわ。
プラスルミノ編集部 ニシ子です。
昨日の校了日をなんとか乗り切り、今日は爽やか働きウーマン(?)として無事復活しました!
さて、今日は少し前に行ってきた、サントリーミュージアム[天保山] の「レゾナンス~共鳴 人と響き合うアート 」の内覧会の様子をご報告。
この展覧会は、サントリーミュージアムの現代アートシリーズ第二弾として企画されたもので、
国内外で活躍する20名の現代美術作家たちの作品を一度に楽しめる、とっても素晴らしい企画展なのです。
内覧会は、展覧会の企画をされた学芸員の方の解説を交えつつ、ひとつひとつの作品を見ていくのですが、その方のお話が面白く、終始「へえ~」とか「ほお~」とか言いつつ(心の中で!)、すごく勉強になりました。
数ある作品の中でも、今回の目玉となるのが、ジャネット・カーディフというアーティストの「40声のモテット」。
16世紀の宗教曲を歌う聖歌隊40人の声を録音し、並べられた40本のスピーカーから流すというもの。
目の前に海が広がる部屋で、場所によって全く違う聴こえ方をする荘厳な音楽は、まさに“体で感じる音楽”そのもの!
言葉では表現できない、感動が味わえます。
その他にも、映像、絵画、立体、インスタレーションなど様々な作品が展示されているのですが、特に私のお気に入りが、ライアン・ガンダーという人の作品。
見てのお楽しみということで、詳しくは説明しませんが、なんだかほっこりする作品でした。
こちらは図録。かわいいです。
現代アートというと、「難しそう」というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、全くそんなことはありません!
私はアート担当ですが、ここに入社する前は特に美術の知識があったわけでもなく、ただなんとなく「おもしろそう」という好奇心から、興味を持ったという感じです。
なのでこのブログを読んで「現代アートってなんだろう?」と興味を持たれた方は、映画やライブなどのエンターテイメントを楽しむつもりでふらっと寄ってみてくださいね。
きっと未知なる体験ができるはず!
ちなみにこのサントリーミュージアム、なんと今年いっぱいで閉館しちゃうんです(涙)
この美術館で、大体的な現代アート展が見られるのもこれが最後。
関西に住んでいる方なら、絶対見るべき展覧会ですよ!
内覧会の後、ふと見上げると観覧車。
そういえば、天保山ってデートスポットでしたね…