映画「国宝」を見た。

 

一言、すごかった。

 

映画評や口コミで「すごい」とは聞いていたが、

意味がわかったよ。

 

吉沢亮がとにかく美しい。

もう少女漫画の王子様ではないね。

本当に美しい銀幕のスターだ。

けれども、

「顔」だけの俳優さんではなくなった。

あのきれいな目に狂気が宿る、

何かが乗り移る、

指先まで演じ切っているのが、

スクリーンからジンジン伝わってくる。

 

ちょっと事件も起こしたが、

この映画のプレッシャーは相当あったんじゃないのかな。

 

田中泯もすごかった。

本物の女形にしか見えなかったよ。

 

出演者それぞれの演技力はもちろんだが、

映像も美しかった。

歌舞伎の舞台をあんな風に見ることはないからね。

 

歌舞伎は、まだ一度も見たことがないけれど、

やはりこれは、本物の舞台を見ないとダメだな、うん。

 

3時間なんてあっという間だった。

 

そして、映画を見て「これは原作を読まなくては」と思い、

さっそく小説を購入。

一気に読破。

 

これはこれは…。

 

この小説を、よくあそこまでまとめて映像化したもんだ!

と、映画に再び拍手。

 

おいらの中で、小説の映画化で映画が勝ったのはほとんどない。

「図書館戦争」がかろうじて合格点。

ま、図書館戦争はキャストでほぼ合格なのだが…。

 

が、映画「国宝」は、

単純に小説の映画化ではなく、

あくまでも映画「国宝」としてみれば大成功ではないかと思うよ。

 

小説は小説で、十分におもしろかった。

読んでいると、あて書きに読めてしまうくらい映画の影響があったが

小説の中で吉沢亮や横浜流星、渡辺謙らが動いでくれて、

リアリティが感じられてよかったよ。

 

「見てから読むか、読んでから見るか」だっけ?

有名な角川のコピーだが、

「国宝」に関しては、

「見てから読む」方がいい。

読んでから見ると、

削られたストーリーがかなりあるから、映画が浅く感じてしまうかもしれない。

 

それにしても、

久しぶりにいい映画に当たった。

 

これ、おわかり決定だな、うん。

 

 

したっけ。