WHOで予防接種を担当するケイト・オブライエン氏は記者会見で、オミクロン株の感染拡大前はワクチンの分配状況が改善していたが、「高所得国がワクチンをため込む状況に逆戻りする危険がある」と苦言を呈した。さらに、すべての国にワクチンが行き渡らない限り感染予防対策はうまくいかないと指摘し、「パンデミック(世界的大流行)を食い止めるため、各国は合理的で地球規模の視点をもつ必要がある」と、追加接種よりも未接種者へのワクチン分配を進めるよう訴えた。オミクロン株はすでに世界50か国以上で確認されている。米食品医薬品局(FDA)は9日、米ファイザー製ワクチンについて、16~17歳にも3回目の追加接種を許可すると発表した。オミクロン株の感染拡大を受け、18歳以上としていた対象を広げた。