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肝門部にある膵臓を確認できる。胃内の空気の影響で膵臓が確認できないときはプローブを尾側に向けて肝臓経由で膵臓を見るように心掛ける。または座位で検査するとわかりやすいくなる。膵管が拡張して見えるときは脾動脈を見ている可能性がある。

肝臓のびまん性病変



脂肪肝、肝硬変、うっ血肝、日本住血虫症などがわかりやすい。


脂肪肝
肝細胞に脂肪が沈着すると細胞レベルで不均一になるため音響インピーダンスが異なる反射面ができる。そのため脂肪肝ではエコーレベルが上昇する(CT値はは低下するのだが)。肝腎コントラストが非常に有名な所見である。

肝硬変
肝硬変で有名な所見としては以下のようなものがある。肝表面が凹凸不整となる、内部エコーが粗雑となる、肝床部が萎縮する、尾状葉が腫大する、脾臓が腫大する、門脈の側副血行路が拡張する、胆嚢壁が肥厚する、腹水が貯留する。これらのうち4つくらい認められるのが平均的である。

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