写真の上げ方の練習がてら初投稿です。
2時間ほど放置した後、丸めた新聞紙をシッカリと詰め込み、ヴァンプのシワを伸ばすようにして窓辺で乾かします。
厳しかった寒さは収まりを感じさせつつも、春の使徒:スギ花粉のプレゼンスを鼻の粘膜が感じつつある今日この頃です。
天気もよく、久々の暖かい日でしたので革靴を丸洗いしてみることとしました。
そうです、丸洗いです。
(左側のヴァンプ部が顕著でしょうか…)
高い物ではないのですが、まだまだ履ける一足でしたので、ここは一つ「丸洗い」に挑戦してみることに。
取り急ぎググってみると、やはり丸洗いをされている方はいらっしゃるようで先達の失敗談などを参考にしつつ、いざ開始です。
まずは靴紐を取ります。
こうしてみるとヴァンプ部以外はそこまで銀浮きが酷くないですが、ヴァンプは履きジワの集中する部分だけあって水分の浸潤が早いのでしょうか…
そしてお風呂場へ。
当然ですがシューツリーは抜いておきます。
湯加減(?)は45℃。
人間だったら熱いのでしょうが、物言わぬ靴に湯加減を問うことは叶いませんから、これで行きます。
ここに来て先達各位が使っていた「サドルソープ」なる洗浄剤が無い事を思い出しましたが、無い物は無いので、食器用中性洗剤で代用する事に…
(洗浄効果に加えて保湿効果もあるそうなので、次回からは使おうと思います。)
だいたい一回の食器洗いで使用するくらいの分量をお湯に溶かして…
ドボンと。
この状態でとりあえず1時間置いてみます。
1時間が経過したところで、浸かりきっていなかったカウンター部(ヒール)が液中に隠れるようひっくり返します。
とりあえず、追加で20分ほど待って靴を取り出します…
ぐおっ…
黒い!
というより、メルローっぽい赤みすら…
怖いもの見たさでガラス瓶に汲んでみると、このとおり…
(バケツで上から見るよりはセーフ寄りの色ですが、依然アウトですね。)
最後までよくわかりませんでしたが、クリームしか塗っていないはずの靴から煤のような固形物がこれだけ出てくるのは不思議でなりません。
(ハイシャイン用のベースを塗ってはいたのですが、この時点ではまだしっかり靴に残ってました)
当然ですが、排水します。
(この後バケツ自体も結構な時間をかけて洗いました。)
最後に流水でしっかりとゆすぎます。
この一枚だけ見ると、ゴアテックス®︎の撥水性を謳う写真に見えますね。
スポンジで優しくトゥのハイシャインベースも落とします。
ひとしきりタオルなどで水分を拭き取った後、踵を下にした状態で水分を抜きます。
(これはネットで見つけた先達たちのノウハウをお借りいたしました。)
(これはネットで見つけた先達たちのノウハウをお借りいたしました。)
2時間ほど放置した後、丸めた新聞紙をシッカリと詰め込み、ヴァンプのシワを伸ばすようにして窓辺で乾かします。
先達各位によればここからが長いそうで、季節によっては乾燥に4日ほどかかるとのこと…
乾燥フェーズは、その②で!