★朝焼けワンワン★

★朝焼けワンワン★

人間万事塞翁が馬

Amebaでブログを始めよう!
昨日、デルタ航空のLAからの帰りの便の中で、運命の16時を迎え、成田空港のロビーで歓喜の瞬間を迎えた。

ただ爺ちゃんの最期には間に合わず、葬式にも出ることができなかった。
最期まで俺の試験結果を気にしてくれていたらしく、生きてるうちに報告できなかったことが本当に悔やまれる。

漸く夢への第一歩が踏み出せた。一歩一歩、夢への道を歩いていこう。
漸く夢のスタートラインに立てた。
頭で思い描いてた夢が、遠いけれども目に見える状態になった。
3ヶ月後、思い切り良く走り出せるように、天命を待つのみ。
10日後の今にはすべてが終わっているし、すべてが始まっている。



ロースクールでの新生活に対する不安とほんの少しの期待を抱いていた2年前の今日という日、を今でも覚えている。
大学4年間の思い出に浸りながら、あと2年間も学生なのかと不満も多かれ少なかれ抱いていたと思う。
その学生の2年間を終えた今、ロースクールを振り返ってみると、学生も悪くないな、ということはなく、つらかったという思いが一番に出てくるのだけど、それだけ勉強を頑張ったということかな、と思う。


2年間、というのは、当然だけど大学生活の4年間の半分しかない。
そのくせ、体感的にはこの2年間の方が圧倒的に長く感じたのは、良く言えば充実していたのだろうし、悪く言えば精神的に辛いことが多かっただけかもしれない。
ただ、Top of the rockからの景色のように輝かしい2年間ではなかったけれど、この地道な2年間が未来のNYCにつながっている。


この2年間で、一足先に砂漠に出た友人たちは、転勤、異動、結婚、出産もろもろの人生の転機を迎えて、それを羨ましく見ることしかできなかったけど、ようやくあと1か月で長かった勉強生活も終わり、砂漠へと足を踏み出せる。
みんなと同じように砂漠の厳しさを味わえるかと思うと、楽しみでならない。



花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ
2年間苦しまされていた、というか勝手に苦しんでいたものから解放された。
自分を褒めるにはまだ早いけれど、残した数字に自信だけは持っていざ集大成へ。