昨日は次女の卒業式でした。
保護者は1人のみの参加でした。
当たり前のように私が出ましたが、
夫も残念そうでした。
式は校歌斉唱も卒業証書授与もなく、
担任が名前を呼んで起立するのみ。(「はい!」も無し)
コロナで2年間何もできず、
今まで通りの文化祭も体育祭もなく、修学旅行もない今年の高校3年生。
親としては可哀想でならない卒業式でした。
本来なら学校に対して感謝しかない6年間になるはずが、
やはり、2年間の間にいつまでたっても充実しなかったリモート授業や
受験の大事な時期にあるはずのサポートがないのをコロナの影響と片付けられている現状や
卒業式の校長先生のお話が一つも心に響かなかったことやらが
心から「この学校に行かせてよかった」と思えない気持ちにつながってしまいました。
ただ、卒業生代表の言葉が本当に素晴らしくて、
思い出が極端に少ない自分たちの高校生活は実は苦しいことも多かった、
少ないからこそ友だちと笑い合える瞬間は大事だった、
でもこのコロナ禍の中、卒業式を開いてくれた事を心から感謝しているという内容でしたが、
あまりに素敵な文章力にあやうく泣きそうになりました。
次女はやっぱり卒業式には全く感動しなかったし最後のホームルームでの担任の話も全然覚えてないと笑っていましたが、
クラスの女子と制服でご飯を食べに行って夜に別れる時にようやく卒業してしまったんだなと実感がわいたそうです。
次女は自分は6年間周りの人に恵まれていたと振り返り、
楽しかったなぁ〜幸せだったと言っています。
うん、そうだね。
私もこの学校に行かせてよかったんだとその時やっと思えました。
次女、卒業おめでとう