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叶姉妹やらせ説一掃へ必死

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金品5億円相当の持ち逃げ事件に巻き込まれたタレント叶姉妹を担当する弘中惇一郎弁護士が22日、都内で会見した。発覚までの経緯や、持ち逃げしたとされる恭子(44)の実妹晴栄さんにベルギー人の恋人がいることが明かされた。前日、初めて事件について姉妹が発言したばかりだが、それを補足するような弁護士の会見は、事件のやらせ説を一掃する狙いがあったようだ。
 弘中弁護士は「一部で報じられているやらせではない」と前置きすると、事件経過を細かく説明した。
 ▼1月半ば 晴栄さんから恭子に「体調が悪いのでしばらく休む」と連絡。恭子が見舞いを申し出ても、「寝てるといいと言われたので大丈夫」と断った。
 ▼同28日 恭子から「妹と連絡が取れない」と相談された弘中弁護士は、姉妹とともに晴栄さんが住んでいたマンションを訪問すると、鍵が付け替えられていた。業者に依頼し、部屋に入るともぬけの殻だった。食器、衣類、高級家具(ベッド)と恭子が預けていた高価なものがなくなっていた。冷蔵庫の中まで整理されており、「この1週間、姉妹を寄せ付けないでいた間に、周到に選別していた」と、晴栄さんの背信行為だと判断した。携帯電話も解約されていた。
 ▼2月6日 「刑事告訴にするには理由の見当がない」と、姉妹に警察の捜査に任せることを提案。被害届を警視庁赤坂署に届けた。数日後、同署から「犯罪の疑いがあり、受理する」と連絡が入る。
 ▼同14日 1度、持ち帰っていた被害届を弘中弁護士が同署に提出し、正式に受理された。
 ▼同17日 晴栄さんが担当弁護士と同署に出頭し、事情を聴かれた。その後、晴栄さんの弁護士から連絡を受けた弘中弁護士は「金品を返してほしい」と要求。相手弁護士は「本人と相談し、26日に回答する」と返答した。弘中弁護士は相手側が即座に反論しなかったことから、金品は晴栄さんが保管しているとみている。
 ◆外国人の恋人 事件の背景に晴栄さんの恋人の存在がある点を指摘した。「ベルギー人のボーイフレンドがいた。事件に関与しているとの疑いはある。晴栄さんの性格からして、すべて自分で計画して実行するタイプではない。身近な男性に何らかの相談していると思う」。
 ◆まだ日本に 晴栄さんは海外生活が長く、恋人も1月にベルギーに帰国したことから、海外脱出の可能性もある。ただし、マンション訪問前日の1月27日に、晴栄さんは1度だけ恭子に電話を入れ「東京にいるのがいやになったから出てきた」とだけ伝えている。担当弁護士も大阪在住で、弘中弁護士らは実家のある大阪にいるとみている。
 捜査中の事件の詳細を、被害者の弁護士が明かすのは異例だ。謎めいた経歴を売り物にした姉妹だが、異例の情報開示に、やらせ説を一掃する強い決意を感じさせた

紀香、紳助の一言でオーディション合格

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雑誌「JJ」のモデルだった藤原紀香が芸能活動を本格化させたのは、関西ローカル番組「クイズ! 紳助くん」(朝日放送)だった。94年にオーディションで初代アシスタントに選ばれたが、“ナンパ”がきっかけだった。
 当時番組プロデューサーだった同局石原康氏(47)は「関西にJJモデルで人気の子がいる」といううわさを耳にしていた。なんとか番組に起用できないか? 別のプロデューサーが電車の中で、それらしい美人を発見。意を決して声を掛けると、紀香の友人だった。人違いの上、偶然ではあったが、同番組と出会った紀香はオーディションに参加。50人が残った最終選考に立ち会った島田紳助の「国産車の中にフェラーリ残ってるわ」の一言で、合格した。
 芸能活動を開始したものの、所属事務所は人手不足で、紀香は衣装を詰めた大きな荷物を抱えて1人電車で局入り。それでも、明るかった。石原氏は「陰った顔見せたことなかった。いつもニコニコニコニコしてました」。
 97年に番組は卒業。20代後半を迎えて全国区の人気者になる、意外な遅咲きだったが、アシスタントを原点に大きく花開いた。番組スタッフとの交流はまだ続いている。「メロンとか、ロケ先の旬なもの、おいしいもん送ってくれてます」。結納も挙式も出身地にこだわったように、原点を忘れない。明るさとともに紀香の魅力でもある

ライセンス改名「ザ・ちゃらんぽらん」

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タレント島田紳助(50)の命令で、若手コンビのライセンスが「ザ・ちゃらんぽらん」に改名することが15日、分かった。すでに所属の吉本興業には、「ちゅ~~~と半端やな~」のフレーズで人気の漫才コンビ「ちゃらんぽらん」がおり、同時に2組の「ちゃらんぽらん」が誕生する。
 きっかけは、先月24日放送のTBS系「世界バリバリ★バリュー」(水曜午後10時)。紳助が「前世は森光子の息子だった」と発言した。ライセンスら出演者は「うそやろ~」。気を悪くした紳助が「森光子さんが言うてんねん!」。紳助は、森が「紳助を息子」と認めるなら、ライセンスに改名するように命じた。後日、コンビが森を訪ねると、あっさり認めた。
 しかし、本家の「ちゃらんぽらん」は上方漫才大賞も受賞する大先輩。改名は無理だと思われたが、本家もノリはよく「ええで、4人でがんばろ」。混乱を避けるため、新コンビを「ザ・ちゃらんぽらん」とした。
 吉本では会議の末、13日に改名を正式決定。コンビは18日のTBSテレビ「アッコにおまかせ!」から、「ザ-」で活動し、21日放送の「世界-」で、紳助に改名を報告する。ちなみに、本家も結成当初は「ザ・ちゃらんぽらん」。これを直撃すると、吉本社員は「あ…そうでしたね…いや…」。紛らわしいのは間違いない。