魔法戦士。
それはMagic soldierに住む者。
それぞれ剣、弓、杖の中で自分に合う武器を扱う。
剣を扱う者は主に前戦を得意とする者。
魔法よりも前で武器を持ち戦う事を好む。
魔法戦士の『戦士』が強い影響を持っている。
弓を扱う者は前戦も後戦もバランス的に優れている者。
魔法も武力も優れているが剣や杖ほどの威力はない。
杖を扱う者は主に後戦を得意とする者。
武力よりも後ろで魔法を使い戦う事を好む。
魔法戦士の『魔法』が強い影響を持っている。
それぞれ一人に一つ能力を持っているが天性の魔法戦士は全ての能力を持ち合わせているとされている。
「これで終わりだああああ!!!」
大河が今回のターゲットに止めを刺す。
「はあぁ~…今回のは苦戦したわね~疲れちゃった!」
確かに今回のは前回のより強かった。
まあ今回のは報酬が高いからだろう。
「これで実戦成績追いついたか?」
「そうだね。目標まではいったよ」
「これで少しは休めるわねー」
みんなでその場に座り込む。
やっぱり回復が出来る魔法戦士も連れた方がいいのだろうが…。
僕と大河は剣を使うから魔法は全然使えないし真凛は杖の使いで攻撃魔法しか使えないから回復魔法を使えるメンバーがいない。
「バランスが悪いのかもしれないわねー…」
「だなー」
確かに弓を使える人は一人欲しいかもしれない。
そんな事を考えながら今日は報酬を貰い帰った。
授業中。
日が当たり教室の中は生暖かいせいで寝てしまいそうだ。
今は他の大陸の授業。
「…レンジャーが住むRangerの世界ではどの様な武器が使われてましたっけ?苗代さん」
「弓、短剣、銃…です」
「正解。弓は我々魔法戦士と…」
右側を見ると大河が爆睡している。
ただでさえも成績が危ないのに爆睡していて大丈夫なのだろうか…。
真凛は何処を見ているのかわからないけどボーっとしている。
ボーっとしているのにどうして頭に入るのか不思議だ。
鐘が鳴りつまらない授業が終わる。
するといつ起きたのか分からないが大河が「流星~」と寄ってくる。
真凛はまだ何処かを向きボーっとしたままだ。
何処を向いているのだろう。
「なあなあ今の授業のノート今度見せてくれないか?あいつ授業進めるの速いんだよー」
「寝てる大河が悪いんだろ?」
苦笑いしながらもノートを渡してあげる。
「ありがとなー」と申し訳なさそうにとびっきりな笑顔で大河が僕のノートを受け取る。
真凛はまだ何処かを向いたままだ。
まただ。
また私の私物が何処かに消えた。
もう何回目?
机の中教室の床ロッカーの中何処を探してもない。
「そんな探して…どうしたの?梨紅?」
「何か探し物ー?」
普段は私の事を無視するクセにこういう時にだけ寄ってくる。
どうせまたお前等なんだろ!?
「…何でもない…」
「何でもない訳ないじゃない…何がなくなったの?」
なくした物を笑いながら聞いてくる奴がどこにいるんだか。
「…ペン」
「そっかぁ…どこいっちゃったんだろうねぇ?」
お前等が仕組んでんだろ!?
分かってんだよ!!
「ねぇ…これじゃあない?」
笑い声を抑えながら私のボロボロになったペンを見せる。
「……うん…」
「ボロボロになっちゃってるねぇ?」
お前等がボロボロにしたんだろ?
「…大丈夫…また買うから…」
「あははっ!そっか!じゃあねぇー!」
「また明日ねぇぇ」
「あはははっ」と心底楽しそうに笑って去る。
何で私だけ。何で私なの?
何で何で何で?
意味が分からないよ。
