スケルトンとインフィル・・ | デザイナーズハウスに住もう!

スケルトンとインフィル・・

マンションのリフォームを考えるとき、「スケルトン」と「インフィル」という考え方をベースにする必要があります。「スケルトン」「インフィル」というのは、家づくりやマンション系の雑誌を読んでいる方なら、多分聞いたことのある言葉だと思います。


簡単にいうと、マンションの躯体部分・・・スケルトン・・・と、内装部分・・・インフィル・・・ということです。マンションは、スケルトン部分は、共有部分とされていますが、インフィルの部分は、住民(分譲マンションの購入者)の所有部分となりますので、自由に内装を変更・・・リフォーム・・・することが出来る訳です。


近年では、コーポティブハウスという形で、ディベロッパーが分譲マンション事業をするのではなく、マンションに住みたいと希望する方が、建設組合を作って、マンションをリーズナブルに建てる形式が多く見受けられるようになりましたが、マンションの内装を新築の時から自分の好み(購入者の好み)に合うように、内装を自由にできるというメリットもあります。


マンションのリフォームを考える中で、建築家やデザイナー、インテリアコーディネーターの力を借りて、リフォームプランニングを進めていくわけですが、戸建て住宅の設計と同じように、マンションのスケルトン部分を、土地と見立てて、プランニングをしてもらうことで、戸建ての新築・・・注文住宅・・・と同じぐらいに、マンションのスケルトン空間を、デザイン、設計することができるのです。おそらく、普通の方であれば、全く想像しえないぐらいの変更・・・リニューアルプラン・・・が出来るのです。


そういうことを考えると、自分のライフスタイルを実現するためには、戸建て(注文住宅)でないとダメというわけではなく、マンションリフォームでも、それを実現することができるわけです。しかも、同じぐらい・・・延床面積と言う意味で・・・の規模の住宅では、中古マンションの全面リフォームを選択肢の一つとして、頭の隅においておいてもいいと思います。


また、リフォームということから考えると、このようなマンションの全面リフォームもありますが、戸建てのリフォーム、と言うケースも考えられるわけで、戸建ての場合も、既存躯体(木造なら軸組み)という制限・・・もちろん増築が可能ですが・・・がありますが、よりリフォームの自由度が高いといえますね。


いずれにせよ、戸建てのリフォームもマンションのリフォームも、建築家やデザイナーに設計・プランニングを依頼することで、大掛かりなリニューアル工事が可能であり、住み手のライフスタイルをかなりの範囲まで実現させることが可能であると思います。