すっごいいい話だった!
うん。感動したとは言えない気がする作品だったけど、ものすごく考えた。
もっと色んなコトを知った後でもう一回読みたい。
とても共感したかった。けど、できない部分はたくさん有った。文章的にじゃなくて立場的に。
やっぱ親の気持ちはわからないし、自殺した友達の気持ちもそれを見殺しにした同級生の気持ちもわからない。
でも。それでも楽になった。
自分の行動は全体に影響を与えない。どんだけ頑張っても人の傷を癒す事なんてできない。
ひねくれた読み方かもしれないけど、死を知らない俺にわかったのはここだけ。
だってさ。それがわかれば、自分の行動に価値がないなら、どんな行動だってできる気がする。
俺の行動には価値はないけど、俺の周りの人には価値がある。そのためなら十字架だって背負えるよ。
ゆうくんやあのひとが背負ったように。2人とも許してもらおうとも許そうともしてなかった。その事をお互いわかってて十字架を背負ってた気がするな。ゆうくんは親友のために。あの人は妻のために。
この本は希望を与えてくれた。
死と対比する事で生きることに
過去と対比する事で未来に
無力と対比する事で背負う事に
十字架は小説のように速くも短くもないけれど俺も誰かのために背負える人間になりたいな。